内容説明
「私たちの魂は死後も存在するのか」「人は生まれ変わるのか」ナビゲーターの素朴な問いに答える形で展開。「いろは歌」からわかる日本人の死生観や宇宙物理学に通ずる華厳の世界観など、仏教の深淵に迫る好エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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死について考える:師が日常化 わがことの死・他者の死 死と共感 昔の日本人・死:平安時代ー死者は物の怪→凶事 死者の無念や心残り 死後のビジョン→生者に救い いろは歌 いのちの存在:ブッダ・中道 輪廻転生 瞑想・無我 人間の生死の営み・物語:仏教理解→物語→経典 鎌倉仏教 死に対する共同幻想 縁起の世界:赦し ぶまい 神=結ぶ・仏=ほどける 混沌と浄土 人間の本性:悪人正機説 空 華厳 自己の概念 理事・軍事無礙法界 東洋の気と西洋哲学:2つの価値観 渾沌 唯識 むすんでひらいて無限の可能性を信じて生きる2024/03/04