内容説明
50歳は「人生100年時代」の折り返し地点。大きな節目を迎え、後半戦をどう生きるか考えるとき、ヒントとなり支えにもなる本とは。各界の著名人が50歳以降も読み続け、読み返す座右の書50冊を紹介。絵本から古今東西の古典まで、人生経験に裏打ちされた大人のための読書エッセイ集。
(執筆者一覧)
Ⅰ途上―折り返し地点をこえて見えるもの
藤森照信/関川夏央/北村薫/平田俊子/保阪正康/宮田珠己/養老孟司/俵万智/上野千鶴子/黒井千次
Ⅱ道標―人生の転機にノウハウ本は役立たない
冨山和彦/仲野徹/内田樹/原研哉/佐治晴夫/松田哲夫/末井昭/和嶋慎治/内田洋子/落合恵子
Ⅲ冒険―世界への窓はいつでも開いている
窪美澄/橋爪大三郎/近藤サト/小池昌代/酒井順子/三浦雄一郎/角野栄子/小林聡美/南伸坊/横尾忠則/小川洋子
Ⅳ再読―二度目からが本当の読書である
川本三郎/伊藤比呂美/鈴木保奈美/大竹しのぶ/宇能鴻一郎/松岡和子/竹内薫/中村桂子/小池真理子/里中満智子
Ⅴ再発見―その本は見事な変身をとげた
岡本裕一朗/若島正/ブレイディみかこ/中園ミホ/安田登/楠木新/金井美恵子/平松洋子/四方田犬彦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えりまき
12
2024(106)著名人が50歳以降に読んだ本の紹介。ジャンルは、途上・道標・冒険・再読・再発見。難しそうな本もたくさんありますが、一番気になったのは和嶋慎治さんと平松洋子さんのお2人がおすすめしている、古今亭志ん生さんの「なめくじ艦隊」。 2024/04/19
マカロニ マカロン
12
個人の感想です:B。「50歳以降に読んだ良い賞深い本」、「若い時に出会い今も読み返している大切な本」を作家、俳優、芸術家など50人が紹介。5代目古今亭志ん生さんの『なめくじ艦隊』を二人が紹介している。小川洋子さん紹介の『ガラスの動物園』(Tウィリアムズ)、鈴木保奈美さん紹介の『悦ちゃん』(獅子文六)、松岡和子さん紹介の『橋ものがたり』(藤沢周平)などを読んでみたいと思った。紹介本の中で読んだことあるのが8冊含まれていたが、小見出しにある「二度目からが本当の読書である」のアドバイスに従って年を経て再読したい2024/04/13
抹茶モナカ
7
図書館から借りて読んだ。共感する記述多かった。良い本。2024/03/05
Go Extreme
3
途上:森鴎外 夏目漱石 林芙美子 芥川龍之介 伊藤礼 芸部・ブラウン 西加奈子 メイ・サートン 黒井千次 道標:内村鑑三 森鴎外 和辻哲郎 F・カプラ 小川洋子 宇野千代 古今亭志ん生 松田道雄 長田弘 冒険:呉明益 聖書 川端康成 橋本治 開高健 スタインベック 幸田文 ウェストレイク ダンテ テネシー・ウィリアムズ 再読:野口冨士男 獅子文六 井上ひさし コレット 藤沢周平 クリアリー バートン ミルン 万葉集 再発見:ニーチェ 谷崎潤一郎 ゼイディー・スミス 和田誠 中村光夫 古今亭志ん生 セネカ2024/02/13
公平進
0
紹介された気になる本を読もうと思います、まずは伊藤礼さんから2024/02/25