内容説明
ヒトはなぜモフモフしたものを可愛いと感じるのか? 血のつながりと自爆テロとの関連は?――長年、様々な野生動物の行動と習性を研究してきた著者が、SNS上で「ヒトという動物」についての疑問を聞いたところ、硬軟とりまぜて質問が殺到。本書では、その中から厳選した13の問いに対して、動物行動学の知見をもとに鮮やかに回答する。ホモサピエンスに特異的な行動の数々から、人間の本性を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
miel
32
著者がSNSで募集した動物としてのヒトの謎について、その特性や進化を細かな知見をもとに柔らかく解き明かしている。とにかく言葉がゆるく、ハードルの低さがリーダビリティの根源。「人の遺伝子は本質的には人を操る寄生虫のようなもの」「遺伝子を運ぶ入れ物として、時代を越え遺伝子を伝え続ける」この言葉が単純でありながら、生物の存在意義を表している気がしてならない。一見無関係な情報伝達方法や親愛行動や集団性、社会的な意図行動も、すべてが次世代に遺伝子を送り込むため。何か不明瞭なものが、カチッとハマった気がする。2026/02/19
こも 旧柏バカ一代
30
タイトル詐欺かと思ったら、最後の方にタイトルになった質問があった。ヒトという動物についての説明が主体。モフモフについての事があまり載ってないので他の質問は上の空で読んでしまった。よし、読み返してみよう。地団駄踏む大人はこの間見たな。子供だけの行動じゃないぞ?見た時はドン引きしたけど。2024/10/09
宇宙猫
20
★★ タイトルのモフモフにつられたが、それは付け足しで 騙された気分。"思い込み"を使った生存戦略が載っていたので、それを用いた販売戦略というところかな。人の行動が分かり易く解説されてるけど「チコちゃん」などよく取り上げられてる内容が殆どだった。と言っても覚えているわけじゃないけんだど、読むとそうだったなとなっちゃうんだよね。2025/03/12
ゆう
13
SNSで募集した生き物についての素朴な疑問に、軽やかに答えていく一冊。著者自身が断っている通り、本書の内容はあくまで仮説にすぎないのだが、その分、気負わずに読める。一貫して、「それがその種の生存や繁殖にどのような利益をもたらすのか」という問いからスタートする。遺伝子やミトコンドリアを広い意味での寄生生物として捉える見方や、生存に役立つパターン認識を促すために脳が与える「快」こそが美の正体なのではないかという議論は、特に面白かった。夕暮れ時に山へ戻るニホンザルの群れを追ったエピソードも、エモくて印象的。2026/03/27
まゆまゆ
13
動物行動学によって人間の行動習性について解き明かそうとする内容。科学的に証明されているものではなく精度の高い仮説である、とは少々残念だが、身近な疑問への回答をかみ砕いて紹介していてわかりやすい。2024/05/15
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