内容説明
真冬の室蘭で母に虐待され捨てられた少女と彼女を守るため誘拐した担任教師の逃避行の行方は。カンヌ映画祭脚本賞の著者による伝説のドラマシナリオ完全収録。あとがき&著者と製作陣による座談会も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
iroiro
2
坂元さんの脚本が好きだ。「Woman」と並べてあるのを本屋見つけて購入。読み始めてみると、ドラマは途中からしか見ていなかったことに気付いた。あの頃は、毎日忙しくてドラマを落ち着いて見ることができなかったのだ。脚本がこうして発売されると、好きな台詞を振り返ることができる。ドラマが作られた当時のエピソードも掲載されていて面白かった。「自分の命より大切なものが出来る。こんな幸せなことがある?」「人生には大事に大事に思える一日があれば、それでもう十分」文字が涙でかすむくらい泣きながら読んだ。ドラマも見たくなった。2025/01/29
真平
1
シナリオ本というものを初めて読んだ。小説と違って感情描写はなく、状況設定とセリフや動作などの事実がカメラ越しにしか書かれてないのでそれが新鮮だった。そしてドラマなので盛り上がりどころがたくさんあって少なくとも話の最後には次週どうなる!?って展開を用意してくれていて、そこも小説との違いなんだなあと。こっからは脚本が決めてこっからは監督が決めるみたいな境目がぼんやりわかった気がしたのと俳優さんたちはこれを見て演技をするんだなと自分も役者になった気分になれた。10年前のドラマの役作りしてた。坂本組入れてください2024/10/08
あずき
0
図書館本。現在シナリオ祭り中。ドラマ夢中で見たのにこんなに覚えていない恐怖(笑)。あらためて5人のマザーの話だったことに気付いて膝をうつ。母性神話に対する反発は感じつつ、作中の男たちのあまりの下衆っぷり、だらしなさに怒り。怒涛の展開に手に汗握るサスペンスとしても秀逸。2025/06/22
金の豚
0
いったん空いて、最後まで読了。素晴らしかったし、脚本家としての背負い方の深さにぐうの音もでなかったし、悔しかったし、色々考えちゃった。2025/02/08
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