内容説明
バブル世代、就職氷河期世代、ゆとり世代、さとり世代、Z世代……。たった1つの職場で、こんなにも多様な世代が働いている。育ってきた時代や環境が違えば、考え方や価値観は当然違う。そして、すれ違う。そうした「世代間ギャップ」「コミュニケーション・ギャップ」をどう埋めるのか? 解決策の1つとして、多くの企業では「1on1ミーティング」がなされている。しかし、効果的に実施できている企業は一握りだ。そして、若者が何も言わずに辞めていく。なぜ、うまくいかないのか? 今の職場の若者はいったい何を考えているのか? 本書は、1on1を核とした世代間コミュニケーションの問題を切り口に、職場の若者を多面的に分析。その過程で、退職代行サービスを使う若手社員、ブラック企業もホワイト企業も不安という若者たち、アメリカ発の静かな退職との比較、とにかく正解を教えてもらおうとする姿勢など、今どきの「職場の若者像」に迫る。今の「職場の若者」を理解したい経営者、若手社員とのコミュニケーションに苦慮する上司・先輩、若手社員の退職を防ぎたい採用担当の人事部職員、必読の1冊。「わかり合えない職場」の処方箋だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
107
4月になると職場に新人が入ってくる。最近の若者はとても優秀である。しかし、その中で一定の割合で早期に退職する若者が出てくる。メンター制度や1on 1などで辞めたいとひと言も言ってなかった若手から、突然退職代行サービスを通じて連絡が来ることもあると本書で知った。アメリカでも"Quiet Quitting"と呼ばれる概念が反響を呼んでいる。企業はどこも主体性を持って働いて欲しいと研修やコーチング、ティーチングなどで働きかけるが、主体性は人本来の気質であり、今の若者にはリスクのあるチャレンジは避ける傾向がある。2024/02/25
ゼロ
98
「静かな退職」が「若者」が行っているというよりは、「働かないおじさん(40代〜50代)」が行っている印象を受けた。「若者」に関しては、「唯一無二の量産型」という言葉がピッタリで、昔よりも質があり、能力やスキルは高い人材が増えている。部下との1on1については、茶番を演じているのは、その能力高さ故の弊害なのかと。インターネットが当たり前の世代故に、協調性が高い人間が増え、コミュ力が低い人が減っている。いい子症候群は、決して悪いようには思わないが上司の立場だと本音が見えないから戸惑っている困惑さを言語化してた2025/03/09
hit4papa
60
現代の20代の若者気質を分析し、それに対する向き合い方を解説したもの。タイトルの「静かな退職」は、あまり言及されず、若手への接し方の誤りが静かな退職の結果を生んでいると受け止めました。「静かな退職」というより1on1読本のようですね。1on1の文化を根付かせようと会社が力を入れていても、上司が仕事として取り組んでいる限り、若者にはそのホンネは見透かされてしまいます。そんは若者たちに対して、大人(?)たちはどのような接し方をすれば良いのか・・・。コーチング本よりずっと分かりやすくはあります。2025/08/04
Kanonlicht
58
明るく元気に仕事をしているように見えたのに、ある日突然、退職代行を使い黙って辞めていく。現代の若者の生態とともに、上司はどう接するべきかを説いた本。平均よりやや上のポジションから上にも下にも逸脱したくない、そのために感情を抑え込む「いい子症候群」の若者たち。なるほどー。上司に必要なの適宜のフィードバックと、自らも本音をさらけ出すことだと理解した。2025/02/20
d2bookdd
43
職場の若手を思い出しながら、本書の内容と、彼らの立ち振る舞いが、かなり一致すると思いました。フィードバックする時でさえ、負のフィードバックが多くなりがちなので、ポジティブなフィードバック、しかも、本人へ控えめな、取り組んで行きます。2025/02/08
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