Re:cycle - たったひとりのアイドル

著者名：十夜/木野誠太郎

PHP研究所（2024/01発売）

• ISBN：9784569881461

内容説明

大事な場所を守るために　おれは、アイドルになる――万バズ、SNS配信、動画審査、フェス参戦……セルフプロモーションを駆使して駆け抜ける、リアルな青春アイドルストーリー。　【あらすじ】中学一年生の奏輪（かなわ）は、放課後、祖父が経営する自転車店「カザハヤサイクル」の手伝いをすることが日課。充実した日々を送っていたが、祖父から売り上げ低迷を理由に「店を畳もうと思う」と打ち明けられたことをきっかけに、「大切な居場所を守るために、自分ができること」を真剣に考え出す。そんな時、転校生・桜臣（はるおみ）が「発信力のあるアイドルになって、店の宣伝をすればいいんじゃないか」と言い出して！？　【目次】prologue／1話：たったひとつの存在（アイドル）／2話：あこがれた生き方（アイドル）／3話：おれたちが目指す未来（アイドル）／epilogue　■イラスト：ふすい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヨシ]

おじいちゃんの自転車屋さんを潰さないためには、自分がアイドルになって店の良さを伝えるしかない！中１の奏輪（かなわ）が目指したのは発信力のあるアイドルだった。万バズ、SNS配信、動画審査、フェス参戦、セルフプロモーション。現代を生きる少年たちの生き様は熱い♡ジャケ買いYAだけど、イメージした軽〜い小説ではなく、なかなか骨太の青春成長小説で大満足。小学高学年からオッケー。続編もでそうな感じで、期待大です。

2025/06/05

[みゃーの]

かなり面白かった。奏輪の活動をこれからも見守って行きたいし、桜臣と和央さんには奏輪を1番近くで見守っていて欲しいな。

2024/09/11