内容説明
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学歴、仕事、年収……資本主義社会で「うまく生きる」ことができないニートの主人公・杏果。ふとしたことで始めたボルダリングジムのバイトで、この世界に蔓延する価値観が虚構で成り立っていることを実感する。それを疑いながらもバランスを取ることが大切だということに気づき、社会の中で働く意欲が湧き上がっていく――。2017年に刊行した同名単行本の文庫化。人類学史の本として異例のヒットを遂げた『サピエンス全史』をまんがで解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
7
マンガの内容と解説は直接は関係がない。人間の想像力が、社会を形づくっている、ということなわけね。2024/02/03
旅猫
4
本編を読む前に、と思い手に取った。漫画のストーリーとのリンクが私には理解できなかった。こういう風に日常に落とし込もうということ、なのか? 本編を読むのは楽しみになった。2024/02/25
river1031
3
子どもたちはマンガ部分しか読んでくれてなかったけど、面白いと言っていた。いつか文字の部分も読んでくれたらいいな。 これをきっかけにこどもサピエンス史→サピエンス全史と読んでいけたら良いのかなと思う。 2024/04/10
hinotake0117
2
大作のサピエンス全史を、目的を見いだしづらくなっていた女性を主人公に分かりやすくまとめている。 世の中フィクションで発展してきたことを指摘。 コミュニティというこの時代を代表する虚構をうまく生かしたい。2024/01/23