先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています! - 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています! - 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

  • 著者名:小林朋道【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 築地書館(2024/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784806716594

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内容説明

子モモンガの協力で「フクロウに対する忌避反応」を証明し、野球部スカイラークスの部員がヒバリを救い、ヤギの群れのリーダーが意外なヤギに決まり、地球を模した「ミニ地球」内でヤマトシロアリを発見し、怪我をして飛べなくなったユビナガコウモリを世話して、登山演習で学生のために奮闘する全6章。
疲れていてもクスッと笑える動物エッセイに、
今回は教授の「考察」も加わって、何やら新しい雰囲気。
自然豊かな大学を舞台に起こる、動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。

目次

はじめに

子モモンガ、実験、頑張る!
成獣の実験で生まれた課題を、成獣が産んだ幼獣が解決してくれた………みたいな

野球部の部員がヒバリのヒナを助けた話
彼らのチーム名はSKYLARKSだった

メイは体力的順位では最下位だが、採食地の選択ではリーダーだった
ヤギたちの内的世界の深さ・豊かさを感じさせる研究

「ミニ地球」をあらためて思い出してください
ダンゴムシに代わる素晴らしい動物が見つかった

骨を壊してキャンパスの街灯の下に落ちていたユビナガコウモリ
頑張れ、頑張れと声をかける毎日

環境学部「氷ノ山登山演習」で思ったこと
学生たちの(心の)なかのバイオフィリアを感じてうれしくなった

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミキ

12
2024-27:最新刊まで追いついた。この巻はいつもより学術的な部分が多かったかも。アカネズミ、かわいい。2024/04/30

七月せら

11
先生!シリーズ18冊目。小林先生と動物達・学生達との愉快で興味深い日々の記録はそのままに、それらの出来事に対する学術的な視点からの話もおまけ(本題?)として加えられた、新スタイル。そのお陰でいつもより分厚くなっていたりもして嬉しい。人間が感じる「不安」は、入手した情報を元に「注意して、覚悟して行動すべきだ」と脳が送ってくれるアドバイス(生存・繁殖に有利になるように)だというのが、目から鱗でした。翼を骨折して倒れているところを小林先生に救われたユビナガコウモリのユバが、どうか元気な日々を過ごせますように…!2024/05/01

やま

7
先生、シリーズ長年にわたって楽しみに読ませていただいています。でも、残念ながら過去の細かい部分は忘れている気がします。でも、自然好きには楽しいシリーズです。2024/10/21

じじちょん

6
モモンガの生態も面白かったが、同じ章で鳥類の雌が左右対称の模様に魅かれるという実験や論文もとても興味深かった。モモンガがティッシュを細かくちぎって巣をきれいに作る写真も良かったな。ヤギは年功序列なんだよね。2024/03/22

海星梨

5
ついに追いついたけど。うーん、前の巻で紹介されていたエピが多すぎて残念な感じ。小林先生が面白いと思った生物学系のブックリスト発表してほしい。2024/12/10

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