先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています! - 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています! - 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

  • 著者名:小林朋道【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 築地書館(2024/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784806716594

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内容説明

子モモンガの協力で「フクロウに対する忌避反応」を証明し、野球部スカイラークスの部員がヒバリを救い、ヤギの群れのリーダーが意外なヤギに決まり、地球を模した「ミニ地球」内でヤマトシロアリを発見し、怪我をして飛べなくなったユビナガコウモリを世話して、登山演習で学生のために奮闘する全6章。
疲れていてもクスッと笑える動物エッセイに、
今回は教授の「考察」も加わって、何やら新しい雰囲気。
自然豊かな大学を舞台に起こる、動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。

目次

はじめに

子モモンガ、実験、頑張る!
成獣の実験で生まれた課題を、成獣が産んだ幼獣が解決してくれた………みたいな

野球部の部員がヒバリのヒナを助けた話
彼らのチーム名はSKYLARKSだった

メイは体力的順位では最下位だが、採食地の選択ではリーダーだった
ヤギたちの内的世界の深さ・豊かさを感じさせる研究

「ミニ地球」をあらためて思い出してください
ダンゴムシに代わる素晴らしい動物が見つかった

骨を壊してキャンパスの街灯の下に落ちていたユビナガコウモリ
頑張れ、頑張れと声をかける毎日

環境学部「氷ノ山登山演習」で思ったこと
学生たちの(心の)なかのバイオフィリアを感じてうれしくなった

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山猫

13
なんか今までに比べるとパンチに欠けるような…… これだけ色々な動物を連れて行っていて、獣医さんにはまだ身バレしてないとは思えないんだが。 昨年11月に「若桜」まで行った際に、氷ノ山を見上げ、鳥取環境大学の近くを通過したのだが、まー、(よく言えば)自然が豊かでたまげましたよ。 皆さんも一度行ってみることをお勧めします。2024/02/12

じじちょん

6
モモンガの生態も面白かったが、同じ章で鳥類の雌が左右対称の模様に魅かれるという実験や論文もとても興味深かった。モモンガがティッシュを細かくちぎって巣をきれいに作る写真も良かったな。ヤギは年功序列なんだよね。2024/03/22

takao

3
ふむ2024/01/30

Mr.deep

2
全くブレない安定安心の面白さ。ネタ切れ故か、ご本人の立身の故か、以前と比べて大上段に振りかぶった提言も増えてるんですが、それすら面白いんだから拍手喝采。これからもずっと楽しみにしてます。2024/01/21

相馬

2
シリーズ第18巻。ややいろいろな事件やエピソードが少なく講話が多いような感じ。読み易いんだけどね。2024/02/28

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