内容説明
「私のことステラって呼んでね」初めて会った日、彼女はそう言った。つくり話のような自慢をする都会的なステラに、田舎から東京に出てきたフミコは憧れと嫉妬を抱きつつ、彼女と一緒に暮らし始めるが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
播州(markⅡ)
5
作り物めいた人々ばっかり。喫茶店の店主に同僚に元カレ、もちろんステラも。浮ついた世界に対する反発とホンモノへの憧憬。そこに立ちはだかるちっぽけな現実というどうしようもない壁。受け入れる側に余裕がなければ、目の前の卵のほうが大事に感じてしまう時がいつか来てしまう。2025/12/26
椛島ゆうだい
4
少し特別になりたい高校生みたい。人物に共感はできるけど傲慢。少し退屈。2025/01/09
この
4
装丁が新しい割に舞台設定が結構前の小説なのかなと思いつつ読んでいたが、初版発行が昭和64年で改訂初版が最近とのことだった。そして林真理子の初小説。内容は短編二本とどちらも人間のエゴをギュッと濃縮したかのようなものだった。二本目は割と胸糞で読んでて結構苦い思いをさせられた。読み易さもさほどなかったように思えたのは内容由来の物か。ただ人間の奥底に秘めたような感情をありありと描く内容であったというのは面白かったと思う。2024/01/25
なぽり
3
子どもの頃の自分を思い出すようだった。 特別になりたいけど、そうなりたいと焦がれるほど自分が特別じゃないとわからされる日々とか 自分にはないものを持つ人と、友達とか恋人とか名前のつく関係になることで、自分が満たされていく気がする感覚とか ある日をきっかけに、急に夢から醒めたように全てが無駄に思えてしまうこととか2025/01/10
avocado
3
1984年。林真理子の小説一作目。才気煥発。今読んでもじゅうぶんに効く。本人が最近YouTubeで自作語りしてて面白かった。2025/02/22
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