河出新書<br> 筑駒の研究

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河出新書
筑駒の研究

  • 著者名:小林哲夫【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 河出書房新社(2024/01発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309631721

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内容説明

筑波大学附属駒場中・高等学校、略称:筑駒。国立で男子校、自由な校風と抜群の東大合格率で知られるが、本当はどんな学校なのか。OB、元教員から現校長まで、約100人の証言から探る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

84
週刊誌などの特集に掲載されている内容ではなく、この中高の実態をよく書かれていると感じました。私の友人にもこの学校出身者がいましたが、いわゆるがり勉型ではない感じでした。このような学校に入るのはやはり両親の影響が大きいのでしょうね。黒田前日銀総裁と現在の植田総裁もこの学校の出身者だそうです。2024/02/09

ヨータン

12
灘と並んで「日本一頭が良い」とされている筑駒について詳しく知ることができ、満足しています。やはり、天才肌の生徒が多い学校では、自由な環境の中でこそ才能がより発揮されるのですね。2024/11/08

ぶう

9
筑駒という学校は天才児たちには最高の環境ではないだろうか。東大への進学率にばかり目が行きがちであるが、筑駒の授業は大学受験には直接結びつかない。であれば何故、卒業生たちはこうまでして母校を絶賛するのか。筑駒という自由度の高い環境で、素晴らしい才能たちに周りを囲まれ六年間を過ごす。そうすることで自分の尖りを見つけることができ、アイデンティティを確立できるからだと思う。大学に受かりたいだけであれば鉄緑会の課題だけやってればいい。でも皆そうしないのは、学校生活でそれ以上のモノを得られるからなんだと思う。2024/11/21

Go Extreme

3
不思議な世界 ワンダーランド 新しい潮流:起業家やコンサルタントとしてッ活躍 自由闊達―筑駒教育の真髄:師・友・兄のような存在 マイペース>ガリ勉 教師・アク強い 居心地良し 教員によって学級崩壊 ×教科書中心・ありきたり 三大行事・部活動:社会課題に挑戦 根性論<ハート 農教・教駒時代ー1947〜70年代後半:入試は面接のみ 生徒のツブ 筑駒時代ー1970年代後半〜2020年代:入試に抽選制 受験戦争の解放区 SSH レールなし 日本一のオタク集団:リスペクト 趣味を貫く≒かっこいい どこへいくのか2024/02/23

マサキ

1
ある集団のらしさを知りたければ、その集団の歴史を紐解くと、腑に落ちることがあり、集団を作りたがらない理由も理解できる。 筑駒らしさは、先生に受験勉強なんか求めずにいること。 むしろ、受験なんかそっちのけの李白の白帝城で猿がボーボー鳴く情景とか、業平の話とか、香炉峰の雪とかのシーンとかがずっと記憶に残る。本当の教養を教えようとする学校であろう。2024/11/15

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