高揚するコンサル したたかな弁護士―週刊東洋経済ｅビジネス新書Ｎo.444

著者名：週刊東洋経済編集部【編】

東洋経済新報社（2024/01発売）

内容説明

弁護士を筆頭にエリート職業である「士業」。しかし激変の波が襲っている。キーワードは「コンサルティング」。今や弁護士も会計士もコンサルを含めた提案を行わないと立ちゆかなくなっている。こうした中、コンサル業界は、経営戦略だけでなくDXなどデジタル案件も取り込むことに成功し、今やエリートたちの頂点に立つ。「コンサル・監査法人」「弁護士」の現状と課題を浮き彫りにしていく。

本誌は『週刊東洋経済』2022年11月5日号掲載の34ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。

目次

マウントを取り合う知的エリート
【コンサル】独走アクセンチュアの行く末
アクセンチュアｖｓ.異業種戦争
〔覆面座談会〕若手コンサルが見た理想と現実
東大・京大・早慶生のコンサル人気が沸騰
コンサルの平均年収ランキング
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「“デザイン力”を高める　働き方改革が転換点」（江川昌史）
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「人材育成に膨大な熱量　デジタル組織も発足」（秋池玲子）
【監査法人】ＥＹ、コンサル分離の「激震」
ＣＯＬＵＭＮ　もう「人的資本」を無視できない
値上げ要求で増える監査難民
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「分離しない。幅広さが強み」（木村研一）
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「監査・非監査があるからいい」（森　俊哉）
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「新会社はＥＹの冠を使わず」（貴田守亮）
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「コンサルの知見は不可欠だ」（木村浩一郎）
【弁護士】首位西村あさひ、追うＴＭＩ
リーガルテックは適法か否か
【弁護士が選ぶ】弁護士ランキング
【法務部員が選ぶ】弁護士ランキング
企業内弁護士の高まるプレゼンス
「離婚」と「交通事故」が収入源
民事事件の獲得競争は激化へ
弁護士費用はどう決まる？
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「Ｍ＆Ａや通商の需要は高い」（中山龍太郎）
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「新しさを追うベンチャーだ」（田中克郎）
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「ルールができる前に動け」（中村直人）
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　「ＡＩと弁護士は両立できる」（元榮太一郎）