コンセプト・センス

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コンセプト・センス

  • 著者名:吉田将英【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • WAVE出版(2024/01発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866214740

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内容説明

コンセプトとは、社会の既存の「当たり前」が見落としてきた、人々がまだ自覚できていない満たされていない欲求を満たし、理想の社会に今より近づくための「提案の方向性」のことであり、同時にアイデア創造の源泉であり、企画の骨子でもあります。

コンセプトを基点にすることができれば、「ここではないどこか」とはどこなのかを、自分の中で、あるいは他者と、共通のイメージとしてつかむことができますし、企ての中身の質や実行するときの推進力など、すべての変数に良い影響を与えられます。「コンセプトを制するものは企画を制する」といっても過言ではないのです。

この本では、コンセプトを基点に世の中を見聞きし、企てを考え、他者と関係性を築いていく感性を「コンセプト・センス」と名づけ、いかにしてそれを体得するかを考えていきます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
電通のコンセプトデザイナーが明かす、「人を動かす企画」を生み出すコンセプトデザインの重要性と、考え方と実践プロセスを紹介した一冊。コンセプトとは社会の既存の「当たり前」が見落としてきた短くの満たされていない欲求を満たし、理想に近づくための提案の方向性のことで、固定化された認知をリセットすることの重要性や、コンセプトを構成する3要素、3種類の性質、5つの効果や恩恵、コンセプトを決めるバイアス、インサイト、ビジョンの3要素、コンセプトのベストな価値や、陥りがちなポイントの解説もあって考え方の参考になりました。2024/02/24

せっちゃんさん

17
これは何回か読み直さないと習得できない…。「コンセプト」をとは何か?どう造るのか?考えるのか?を説いた本。自分が今、新規の企画を模索してるので参考にしようと手に取る。色々ワークが載っていて実践的。個人的には、供給先=インサイトへの理解方法と、環境認識で如何にバイアスを除くか?=視座を高める方法論は取り入れたいとこ。何回も読み直す。2024/07/30

山のトンネル

9
とりあえず表紙のデザインがかっこいいのでデザインのお手本として参考になる。中身は後ほど読む予定。2024/08/18

ポチポチ

4
【Audiobook聴き放題】コンセプトについて語られた本。コンセプトという言葉のイメージが変わりました。ここではないどこかへ向かうためのコンパスとしてのコンセプト。1+1=2みたいな考え方だと生まれない。閃きや直感するようなもの。常日頃から考えてるからこそ、降りてくるのでしょうね。この本は内容が面白かったのはもちろんなのですが言葉のチョイスがとてもやさしくやわらかく、聴いてて心地よかったです。インサイト(欲)に対するバイアスとヴィジョンの間の角度がコンセプトなんて自分にとってはとても新しかったです、、、2024/08/19

hinotake0117

4
言葉だけではモヤッとする「コンセプト」という概念を図解を交えながら紹介。 その概念に沿った動きが求められる「縛り」かと思いきやむしろ逆で、B=バイアスとV=ヴィジョンの間を「遊ぶ」ためにコンセプトを設定する。2024/03/24

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