内容説明
2024年に60周年を迎える日本の新幹線の歴代車両を、約140種類紹介する。当初210km/hだった新幹線の走行速度も、今では営業列車では320km/h、高速試験車両ではそれ以上のスピードで走っている。このような劇的な進化を続けている新幹線の歴史のなかに、どのような車両が活躍していたのかを知ることができる本。また、営業車両だけではなく、高速試験車両や、線路、架線の検測、保守作業につかわれる事業用車も、貴重な写真とともに紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
160
0系からN700系、さらに派生系。現役車両、引退車両、試験車両、事業用車両。こんなにタイプありましたっけ。中でも、2015年11月から2018年5月まで運転された500系7000番代V2編成「500 TYPE EVA」のエヴァンゲリオンコラボ仕様は、今見てもエッジが効いていてカッコいいです。2024/10/14
えすてい
5
新幹線車両本は数多刊行されているが、この本は、形式ごとではなく、1ページずつ、形式と編成・引退運転装飾・所属会社・運行路線が記されている。そして試験車両や試作車・事業用車はもちろん、保守用車にも同じ様式で紹介している。事業用車では今までの新幹線車両本にはない、純然たる「貨車」スタイルのものも少なくなく、人知れず新幹線の安全を陰から支えてきた縁の下の力持ちである。こうした車両も国鉄時代に全廃になったものもあれば、JRに継承されたものもある。必然的に古めかしいものは東海に集中している。0系6+6は初めて見た。2024/02/22
kaz
1
同じ系でも、けっこう幅がある。図書館の内容紹介は『0系0番代、100系5000番代、200系H編成、E5系U編成、LO系900番代…。日本の新幹線の歴代車両を写真で紹介。試験車両や事業用車両も掲載する』。 2024/03/12
あーさー
0
タイトルが示すとおり、歴代の新幹線車両を紹介している一冊。私は鉄道への興味はないですが(ただ「乗る」ものという位置づけ)、車両の写真を見ていると、コドモのころにワクワクしていたのを思い出します。2025/01/20