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内容説明
マンガやゲーム、ライトノベルなどのサブカルチャーには、様々な「あるある」や「お約束」が存在している。
たとえば、「異世界もの」の男性主人公にはなぜか同性の友人がおらず、パーティーは女性ばかり。ファンタ―ジ―作品のヒロインやお姫様は何日旅をしても髪やメイクはキレイなまま。RPGゲームでパーティーに入るキャラに中高年女性はほぼおらず、殺し屋に殺害されるモブキャラは男性のみ。四天王の男女比はたいてい3:1で、任意参加型のデスゲームの参加者は男性が大多数……。
実は、これらの「あるある」「お約束」はユーザーの願望を反映したもの。その裏には、様々な心理の影響があるのです。
古今東西のマンガやアニメ、ゲームなどのサブカルチャー作品を分析、「あるある」「お約束」に隠された見えざるメッセージを解き明かす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷくらむくら
1
「異世界もの」のパターンをいろいろ楽しめる。が、いつ社会やバイアス論のくだりはいろいろと考えさせられること多し。2024/04/17
りおん
0
意識してなかった漫画やアニメのあるあるを男女それぞれの視点で見ることができて面白かった。 たびたび出てくる男女逆転した場合の会話劇がわかりにくく、会話劇無しで解説だけ見たほうがわかりやすいのではないかと思った。文中で無駄に太字や線が引いてあるのも読みづらかった。 たまに結論ありきでデータを探しているなと思う部分はあったが、異性の生きづらさを考えるきっかけにはなると思う。2024/04/14