内容説明
「老い」と「失敗」には共通点がある。長らく「失敗」を研究してきた「失敗学」の権威が、80歳を超えて直面した現実を見つめながら実践する、「老い」に振り回されない生き方とは。老いへの対処に生かすことができる失敗学の知見を紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウヘイ
2
失敗にはそれなりの理由がある 分析すれば今後の対策にはなる しかし絶対失敗しないことにはならない 失敗することを見込んで対応する2024/02/28
Oki
1
老いに応じてcorrective actionも変化させていかなければならないのではあるが。 2024/03/08
Go Extreme
1
老いと失敗:避けて通ることができない 主観・客観視 主観視の取り込み→進歩 理解できない=怖い 局所最適・全体最悪 悪い老い:老害 自分の状態把握困難 コミュニケーション力:伝えたつもり・わかるだろう 相手のテンプレート←知識・経験・考え方・価値観・行動様式。文化・気 加齢→正しく伝える努力を惜しむ 感情的になる⇔感度を下げる メンター・相手の頭に打ち上げ花火を上げる 老い方:記憶減退のキーワード=3 忘れ物・やりっぱなしメカニズム 終わりから考える:順・逆演算 被害最小の原理 勝手脳=無意識の脳の働き2024/02/11
神谷孝信
0
失敗学から見た老いの対処の仕方を考えられている内容で、要は備えあれば憂いなしという内容。32024/03/25
Hisashi Tokunaga
0
そうだね!と感じる老いへの観察記録と警鐘の一冊としては秀逸。自分との対話をそれなりに楽しめる一冊でもありました。2024/03/25