内容説明
アクターの主観とアクター間で共有される認識に着目するコンストラクティヴィズムの立場から、中世から現代に至る国際秩序の形成過程を説明する、新しい国際関係論の入門書。従来の国際関係論では必ずしも十分に論じられたとはいえない、中国、インド、東南アジア諸国、太平洋諸国といった非西洋諸国をも考察の対象とし、真にグローバルな観点から国際秩序の変容を論じる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
4
国際秩序を構成するファクターとして戦争、経済、権利、文化とテーマに国際関係論を展開。 欧米だけでなく中国やインドなども含めて考察しています。2023/11/19
八八
1
本著は、初学者向けのVery Short Introductionの邦訳であり、これから国際関係学を学ぼうとする人には、入り口として最適な一冊である。ただし、著者は単に学問の概要を解説することに留まらず、自らの理論的立場であるコンストラクティズムの観点から論じる。また、国際関係学の理論についても、それぞれの理論の繋がりを意識し説明する。初学者向けに関わらず、エキサイティングに国際関係学について論じている為、飽きずに、また、読者が思考を巡らせながら学ぶことができる。2025/04/20
-
- 電子書籍
- 無職だけど異世界で世界滅亡の危機に立ち…
-
- 電子書籍
- ひざ痛・変形性ひざ関節症 整形外科のス…