内容説明
警察小説のトップランナー・今野敏の人気シリーズ、待望の最新刊! 神奈川県警監察官の笹本に新たな任務が! みなとみらい署暴対係長の通称「ハマの用心棒」諸橋と、地元のヤクザである神風会組長・神野の癒着が問題視されているようだ。折しもみなとみらい署管内で暴力団同士の傷害事件が発生。本部長に調査を命じられた笹本は、諸橋に会うべく現場へと向かった!(表題作「大義」)港町ヨコハマを舞台に暴力と闘う「チーム諸橋」の活躍を描く7篇を収録。【収録作品】タマ取り/謹慎/やせ我慢/内通/大義/表裏/心技体
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
96
今野さんによる「横浜みなとみらい署暴対係」シリーズ最新の6作目です。係長以下の部下はそれぞれ癖がある人物ですが今回はそれらの人物から見たこの係の活躍を書いています。さらに監察官や昔の香具師などがよく出てきます。皿の神奈川県警本部長がほかの作品(隠蔽捜査シリーズ)に出てくる人物とかぶってくるのでしょうか?いつもながらさらっと読めて楽しみました。2024/04/06
papako
47
みなとみらい暴対係の短編集。いつもの今野作品とおなじで、諸橋組のそれぞれの深掘りがされているので、さらにシリーズが楽しみになる。逮捕術の達人倉持の心技体、浜崎のやせ我慢、なかなか良いな。まだ竜崎は赴任してきてないから、この先も楽しみ!そして、安積班の方も久々に読みたくなる。ループだわ。2024/05/31
ひさか
24
読楽2016年9月号タマ取り、12月号謹慎、2017年6月号やせ我慢、2017年10月号内通、2018年12月号大義、2020年4月号表裏、2021年1月号心技体、の7つの連作短編を2021年3月徳間書店刊。シリーズ6作目。2024年1月徳間文庫化。メンバーそれぞれを中心とした話が続き、互いの思いや関わりが興味深く語られ、共感もあり面白かった。2024/03/31
金吾
21
短編集であり、メンバーの新たな部分が見えます。「やせ我慢」「表裏」「心技体」が良かったです。2025/02/13
sg
13
短編。一話一話が自己啓発。この世の全会社の、全役職付きの奴らは読みやがれ。何が無駄で何が大切かやっぱこれが真の解決策。な作品でした。2024/11/27
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