中公新書ラクレ<br> 川路利良 日本警察をつくった明治の巨人

個数:1
紙書籍版価格
¥1,056
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

中公新書ラクレ
川路利良 日本警察をつくった明治の巨人

  • 著者名:加来耕三【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 中央公論新社(2024/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121508072

ファイル: /

内容説明

薩摩藩の下級武士の家に生まれながら、戊辰戦争の活躍で西郷隆盛に引き立てられ、幕末の激動の時代を生き抜いた川路利良。大久保利通の信頼も得て、維新後に警察の創設を任され、フランス視察を経て、日本に近代的警察機構を作り上げる。しかし、新政府の方針を巡り、西郷と大久保が対立。川路は、大恩人である西郷の敵となり、政府軍を率いて西南戦争へ赴く――。日本という新しい国家と警察組織に一身を捧げ、初代大警視(警視総監)まで上り詰めた男の生涯を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

12
薩摩の人。下級武士出身ながら、西郷や大久保の引きもあり、幕末の動乱で出世の糸口を掴む。出身母体が下層の為、軍人にはなれず、警官に。それでも腐らず、視察したフランスの警察制度をモデルに組織確立に尽力。「日本警察の父」と呼ばれる。生涯はよくわかったが、不満点もある。副題にもある”日本警察をつくった”部分。もう少し掘り下げて欲しかった。2024/03/05

Go Extreme

1
幕末の動乱:貧乏に負くるこっが恥でごわす 絶体絶命の窮地に追いつめる学問 水戸学より異端な学問 新国家の樹立をめざして:薩英戦争で得たもの 文久の政変 江戸町奉行の誕生 支配違い 八丁堀の実態 薩摩藩の方向転換 戦火の中の新政府:大政奉還→王政復古の大号令 江戸総攻撃中止の真相 東京警視庁の誕生:廃藩置県の実施と奸物・山縣有朋 欧米使節団パリへ 日本の警察制度の始まると戦後 大警視の生と死:長州人の汚職 征韓論争 巡査の理想と実態 大久保の最期と川路の進退伺 二度目の欧州出張 大警視=川路に与えられた肩書2024/02/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21717816
  • ご注意事項