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内容説明
重要業務を担う“謎”の部隊は何をしているのか? 著者はキャリア官僚からビッグテックへの転職を先駆けたアマゾンの最古参ロビイスト。15年間の活動で痛感させられた政財官の「弱点」とは? 外資にあって国内企業に決定的に欠落する、岩盤規制を打ち砕くための戦術と哲学とは? 「反・巨大IT」の逆風や規制強化にどう対処してきたのか? GAFAMが生まれない日本のボトルネックがここにある。
はじめに――霞が関を経てアマゾンで学んだこと
第1章 テックラッシュに向き合う
第2章 知られざるロビイングという重要機能
第3章 アマゾンのロビイング 5つの思考法
第4章 岩盤を打ち砕く戦術と哲学
第5章 ロビイストから見た日本の弱点
第6章 ポスト・テックラッシュ時代の日本
おわりに――人工知能技術によって公共政策業務をスマートにできるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
元経産省職員2024/11/12
tacacuro
1
全アマゾニアンのDNAだというリーダーシップ・プリンシプルは、著者のいう通り普遍的に通用する原則で誰もが大いに見習うべきものだと思う。「人工知能技術によって公共政策業務を誰もがスマートにできるか」という問題提起に私は否定的だ。特定の政策課題について、過去の経緯と現在の論点、ステークホルダー一覧とその関係性、インフルエンサーの主張などをAIで整理・分析し、対処方針案を策定できたとしても、その用い方や実際のプレゼンなどが職人技であることに変わりがないのでは。むしろ、AIの普及でかえって個人差が拡がると思う。2024/05/03
Go Extreme
1
テックラッシュ:アマゾン公共政策チーム ロビイング:静的・動的ロビイング 企業ミッション達成 アマゾン・5つの思考法:信頼・業界リード・ネットアーク・イニシアティブサポート・正しい認知 戦術と哲学:政府を味方に エスカレーション グローバルルール レベルプレイイングフィールド 政府間交渉の力 内資系企業連携 細部 熟考の末動かず 日本の弱点:成長戦略←企業経営改革 ルール形成プロセス 処方箋規制 空気感 ポスト・テックラッシュ時代の日本:社会なれあい 規制の新設ハードル 国会の針路と宣言 人工知能技術2024/03/04
はひへほ
0
ロビイング、パブリックアフェアーズに興味があり、この本を購入。元官僚でAmazonの公共政策チームの日本担当だった著者が、置き配、電子書籍、AWS、EUの法案など8つの事例でどのように考え、動いたかを記録。この行動はAmazon全社員の行動原理であるリーダーシッププリンシプルに基づいていて、各事例でどのような原理に則ったのかを紹介。公開できる範囲とはいえ、とても仔細で面白い。また動きが国家レベルの規模ですごい。最後に外資でロビイングをしていた立場から、日本は何が問題で、再興するにはどうすべきか述べている。2024/11/20
ドロレス
0
置き配、電子書籍、金融機関のクラウド利用とかのロビイングの実態や思考がうかがえて面白い。あと、昔友人から外交アドボカシーの説明されたが実務レベルはこゆことしてんのねとやとわかた 2024/11/02
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