だいわ文庫<br> 人をひきつける「頭のいい人」の話す力

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だいわ文庫
人をひきつける「頭のいい人」の話す力

  • 著者名:齋藤孝
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 大和書房(2024/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479320784

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内容説明

本作品は小社より2005年に単行本として刊行、2008年に文庫化された『人を10分ひきつける話す力』を改題し、
新たな解説を加えて再編集したものです。

「意味の含有率」を意識して話す。これが本当の「頭のよさ」につながる!
◎人をひきつける話には「ネタ力・テーマ力・ライブ力」がある
◎「話のポイントを3つに絞る」で説明力は向上する
◎「具体化する・要約する・引用する」と話は深くなる
◎頭がいい人は、前後の文脈、つながりを考え、話ができる
一目置かれる知的な説明、深みのある話ができる人になる74の技巧、
アウトプット力を鍛える「おすすめ本120選」を新たに加え、
20万部超のロング&ベストセラーが装いも新たに再登場!

一生使える骨太なコミュニケーション力が、この一冊で身につく!

【目次】

第1章 人をひきつける話す力を鍛える

1 「意味の含有率」を意識しよう
話し方がうまくなるだけでは意味がない
「話がムダに長い人」になっていないか
「15秒の話」に意味をこめられるか
校長先生の話が退屈になりがちなのはなぜか など

2 「この人は頭がいい」と思う話とは
中心メッセージは「何回も繰り返す」
「言い換え力」があれば聴衆を選ばない
たとえ話で「イメージを喚起する」
テキストを共有して「具体的な例から入る」
クイズ形式で「テンポ」をつくる など

3 頭のよさとは対話力である
ネタを活かす「文脈力」を養う
「単なるおしゃべり」な人は、話す力がない
「話が深い人」になるエッセイトレーニング
「知情意」、そして「体」を鍛えよう など

話し上手に学ぶ1 永六輔――オチとアイディアで聞かせる話芸の極致

第2章 頭のいい人の話に変わる〈3つの力〉

1 ネタ力――話す前に考えること
意味ある話をネタとして用意する
聞き手の反応でネタを「切り替える」 など

2 テーマ力――何をどう話すか
「仮説的な問いかけ」をタイトルにする
「最終着地点」を明確にする
「3つのキーワード」を図化して構成する など

3 ライブ力――現場で何をやるか
頭の中を二分割しながら話す
「引用の力」を利用する
相手を見て「組み立て」を考える
個人的な体験を5分の1、織りこむ など

話し上手に学ぶ2 古今亭志ん朝――論理的でなくても許される話し方
話し上手に学ぶ3 キング牧師――繰り返されるキーメッセージ

第3章 深い話ができる人になるトレーニング

1 基本トレーニング――要約力を鍛える
聞いた話を要約・再生してみる
上達の秘訣は「読むこと、書くこと」
抽象的なことを「具体例」で説明する など

2 応用トレーニング――コメント力を鍛える
求められているのは「整理された切れ味のいい発言」
「3分の1の法則」で発言する
会議にはネタを持って臨む
1分以内で言い切る など

話し上手に学ぶ4 小林秀雄――透徹した高い知性
話し上手に学ぶ5 宮崎駿――柔らかく厳しく迫る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチポチ

3
【Audiobook聴き放題】対話ではなく3分ほどのスピーチなどの「語り」でいかに人をひきつけるのかという内容の本。話にまどろっこしさは不要。確かにテレビのCMなども意味の含有量が高く15秒に内容が凝縮されている。日ごろ仕事の中ではお客様とお話していて聞き側に回っていることが大半だけど、何が小ネタのようなものが複数あるとよいなと思った。お話やさんではないので笑いを取るではないけれど、何が実のある話とか面白い話ができる人はやはり魅力的だ。それには練習が必要だそう。ネタを練り上げつつ用意した感は出さないように2024/12/06

Go Extreme

1
3分程度・相手も我慢 メッセージを多人数に向けて発信 話のネタ・場の空気を感知・張りのある声/テンポ 話す力を鍛える:意味の含有率 頭のよさ≒対話力 話し上手に学ぶ―永六輔 オチとアイディア・話芸の極致 3つの力:ネタ力―話す前に考える テーマ力―何をどう話すか ライブ力―現場で何をやるか 論理的でなくても許される話し方 話し上手―古今亭志ん朝・キング牧師 繰り返されるキーメッセージ 深い話・トレーニング:要約力 コメント力 透徹した高い知性 話し上手に学ぶ―小林秀雄・宮崎駿 柔らかく厳しく迫る2024/02/21

wata

1
人をひきつける話す力についての説明書。面白い話し方とは?いかに引きつけるか。その要素は「意味の含有率」がキーワード。話し手の人格が見えない薄っぺらい話し方ではなく、聞き手に意味がある事→新しい知識、ユーモア、話し手ならではのオリジナリティ(斬新な視点、感情)、共感を呼び起こすこと、これらの要素を含むように構成しないと、つまらない校長先生の話になってしまう、ということ。2024/01/27

ユリアナ

0
もっと早くこの本に出合いたかった。本書にもあるように、義務教育の中では話すことを訓練されない。話の上手な人の話を良く聞いて、何となく真似ることをしていたが、本書を読んで、“なるほど”“確かに”というポイントがまとめられて納得。トレーニング法も示されていて、改めて“話す力”も日々の努力だと認識。読書メーターへの感想も何らかの役に立っているような気がする。2024/08/17

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