SB新書<br> 宇宙とは何か

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SB新書
宇宙とは何か

  • 著者名:松原隆彦【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • SBクリエイティブ(2024/01発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815620226

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内容説明

簡単に「宇宙」と言うが、
結局そもそも「宇宙」って何なのか?
宇宙とは何か、あなたは説明できますか?
宇宙論の研究者が贈る、宇宙とは何かに迫る全6講。

我々が見ている世界は真実か?
この宇宙は特別な存在なのか?
観測の外はどうなっているのか?
そもそも時間とは何か? 空間とは何か?
人間はどうして宇宙を知りたいと思うのか?

くめども尽きない謎・疑問の数々を解き明かす
文系でもわかる宇宙論講義。

※カバー画像が異なる場合があります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inami

33
★3 「宇宙」熱も最近はかなり冷め気味で読書もなかなか進んでいない。そこで本書、2024年1月15日発行なので、何か宇宙に関する新しい発見や出来事はないものかと読んでみましたが、残念ながら特にありませんでした。ただ一点、「量子力学」関連で、2023年原子を1京個集めた塊を量子的な重ね合わせ状態にできた(肉眼でギリギリ見えるサイズの実験が成功した)との報道・・「宇宙」は謎だらけ(分かっていないことが多い)故に魅力を感じるのであります。著者の本は何冊か読んでいますが、本書も分かりやすく良き復習となりました。2024/01/24

chie

12
宇宙には始まりがあるのかないのか、宇宙は有限か無限か、という謎を自分なりにでも解釈したくて、読んでみた。結果は、ますます分からなくなったという感じ。ビッグ・バン理論のことも書かれていたけれど、よく分からなかった。真空の空間にもエネルギーがあることを知り、宇宙に「無」は存在しないのかと思った。存在したら、無とは言わないのかもしれないけれど。「無」が存在しないとしたら、どこが始まりなのか分からないのではないのか? といった疑問が残った。2024/04/06

Ryuya Matsumoto

7
より一般向けの宇宙論、という感じでとても分かりやすい。この本でも科学研究の最先端はどんどん哲学的な話になっていくところが印象的でした。2024/02/11

女神の巡礼者

4
最初にパラパラと開いたとき、文字もそれほど詰まってないし、ページ数も少ないので、宇宙論初心者向けの入門書かなと思いました。しかし、読み進めるうちに、確かに入門書かもしれませんが、ちゃんと最先端の研究を網羅してあるし、なにより著者がそれらの最新理論をしっかり理解し租借したうえで、とてもわかりやすくご自身の言葉で説明されていることに気付きました。これほど上手に説明されているのは、著者が本当に賢い方だからできることだと思いました。そして判っていることと判っていないことを、あやふやにしないことも好感が持てました。2024/03/14

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