内容説明
『レ・ミゼラブル』執筆当時の時代背景、著者ユゴーの思想、小説技法やプロット分析、現代の舞台・映画への展開までを包括的に論じる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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なぜあんなキリスト教全盛の時代に、ユーゴーが〈我々の内部に無窮なるものがないか?〉という、アニミズム的な神を考えられたのかと不思議だったのだが、彼は降霊術やカバラ、グノーシスに触れてたらしく、少し納得した。それから数々のミュージカル化や映像化も不思議だったが、そもそも演劇の構造をベースとしているため(劇的小説)、当然だと。また、黒岩涙香『噫無情』の、名前の翻案にはびっくり。エポニーヌ→疣子、アゼルマ→痣子、は、天才すぎる。なかなかレミゼを語るよーな機会もないから、ユーゴー研究者の分厚い愛を読めてよかった。2026/03/18
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