内容説明
あなたの、その性格はきょうだいがつくりました。 私たちは、成長する過程で、「兄弟姉妹」の関係から強い影響を受けます。 兄姉がいるか、弟妹がいるか、また、何番目に生まれたかによって、その人の人生観や性格がある程度決まってしまう……といっても過言ではありません。本書では、その思考パターンを分類しながら、兄弟姉妹(ひとりっ子、双子含む)との関係が日常生活にどのように影響を及ぼすのかについて解説します。 実際、生きづらさを抱えている人がカウンセリングを受けたところ、原因は、親子関係でも職場の人間関係でもなく、姉との確執だった……という例もあるのだとか。また、恋愛(異性観)やビジネスにおいても、兄弟姉妹かの影響が強く現れることがあり、その影響についてあらかじめ知っておくことは、対人関係の改善にも大いに役に立ちます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
113
自分や家族に当てはめて読むと納得できるところが多かった。職場で上司との関係性は親との関係を反映し、同僚との関係性は兄弟姉妹との関係に影響されるという指摘や、家族の中で5つの役割があり、その役割は子どもの成長とともに変化することなどは実感する。特に問題児とは「家族が(無意識に)抱える問題を一手に引き受けている存在」であるという指摘にドキッとなった。一時反抗した子供も個人の属性ではなく、関係性の問題だったのかもと思う。職場の雰囲気もチームの兄弟姉妹から見えてくる部分もあるかもしれません。2023/06/29
しのさー
12
サブタイトルに惹かれて手に取ったが、思っていた感じではなかった 子育てって大変なんだなぁ2024/04/13
みなのん
12
さまざまな兄弟パターンから、恋愛思考や職場での立場を解説していて、なるほどなぁと思いながら読みました。育ってきた環境は人それぞれですから、必ずしもそうとはならないと筆者も書いておられますので、血液型占いの延長ぐらいで参考にしたいと思います。2023/06/11
たくみくた
4
48冊目。一人っ子の自分としては兄弟姉妹いると、こんな育ち方になりやすいのかと勉強になった。昔から競争に興味があまりがないのは、きょうだいという親の愛を奪い合うライバルがいなかった事も要因なんだろうなと。第二子は中間子になりやすいというのも勉強になった。2022/11/19
kaida6213
3
まぁね。筆者もいっている通り例外はたくさんあるのだろうが、基本属性としては知っといても良いやも。2025/02/09
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