内容説明
皆さんは、栄養素についてどれくらい知っているでしょうか。
私たちの体にとって生きていく上で必要不可欠で、毎日食事から摂っているもの、それが栄養素。
本書はそんな栄養素のことをわかりやすく解説した本です。
そもそも「栄養」や「栄養素」とは何なのかというところから、
・料理することで栄養素は変化してしまう・「代謝」って何のこと・「腐敗」と「発酵」の違いって・コレステロールはなぜ体に悪い・どうして二日酔いになる
といった、日常生活の中で感じる疑問や、料理・病気・生活習慣と栄養素の関係についても、化学の専門家である著者が解説しています。
栄養素のキャラクターやイラストとともに、楽しみながら栄養素について詳しくなれる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
167
当たり前のことが淡々と書かれていますが、それが良い。教養とはそう言うものですよね。はえ〜。栄養は本来動詞で、名詞使いするなら栄養素なんすね。色々ありますが、個人的に儂が嬉しかったこと。休肝日の提唱は枕詞があって「毎日6合以上呑む人は」ってあったそうなんです。(そんなに呑めないよ)。幸い二日酔いも(ほぼ)無縁ですし。( ¨̮ )。アルコールの代謝って運動神経の違いのように、個体差が大きく、一律に測れないだろうと思っていたんですよー。( ¨̮ )。2021/04/13
チャー
11
栄養素と人体との関わりを解説した本。栄養素の化学式にも触れながらその機能をわかりやすく説明している。主に炭素、水素、酸素、窒素の組み合わせでなるこれらの成分の構造等も解説されており勉強になる。トランス脂肪酸やオメガ3など、巷でよく聞く成分についての曖昧な部分が系統立てて示されており参考になった。身体は自身が摂取したもので作られているが、バランスよく栄養素を取るためにも食物とそこに含まれるものについて知ることは大切だと感じた。加工食品には人工的な成分が多かれ少なかれ含まれる。大量摂取は控えたほうがよさそう。2022/03/06
Go Extreme
2
栄養素ってどんなもの:カロリー カロリーとダイエット 代謝 身近にあふれる三大栄養素:タンパク質 アミノ酸 炭水化物 糖の種類 デンプンとセルロース 脂質 体に良い脂質と悪い脂質 トランス脂肪酸 核酸 酸性食品・アルカリ性食品 身近にあふれるビタミン・ミネラル:ビタミンの種類 ホルモン ミネラル 微量元素 軟水と硬水 抗酸化作用 料理と栄養素 病気と栄養素:サプリメント カロリー制限 健康に悪い食べ物 毒を含む食べ物 食中毒 貝毒 生活習慣と栄養素:コレステロール 二日酔 生活習慣病予防 肥満2021/03/28
pocky
0
わかりやすいところもあれば、化学がわからないと説明自体がわらからにところもちらほら…でも全体的にはわかりやすい。2023/12/11
公太郎
0
割と健康的な食事をしているつもりではあるが、詳しい栄養素や調理法を意識していなかったため、とても勉強になった。栄養について基本的なことを知るには良書だと思う。食材に含まれる栄養についてだけでなく、菌やウイルス、毒、酵素、ホルモンなどもざっくり解説されており面白かった。野菜の調理方法、必須脂肪酸は意識していきたい。2022/10/12