内容説明
しょせん、すべては小さなこと。
SNS、薄くて近い人間関係…「小さなこと」に囲まれる今、必要な名著。
★全米800万部超! 日本230万部超え!
世界2600万部の大名著ベストセラー!
すべては「心のもちよう」で決まる――。
憤慨なし、にがにがしさなし、対決なし。
穏やかで優雅な人生を送る2つのルールは
(1)小さいことにくよくよするな
(2)すべては小さなこと
****初代担当編集より、覚え書き****
SNSが誕生するやいなや、全然関係ない人の買ったものや朝食メニュー、「ただいまのお気持ち」まで、毎分毎秒なだれ込んでくるようになった。人間関係は希薄になったと言われるけれど、薄いのに近すぎるほど近い奇妙な人間関係の海に、私たちは溺れている気さえしてくる。
常に「誰かの様子」が見えてしまう。これは孤独をなくす良いことでもあるけれど、心のパーソナルスペースが激減して、息苦しい人だっているはずだ。
そんな時、この古くて新しい本は、たぶん、味方になってくれる。
ぜひ、初版時には生まれてすらいなかった人に、読んでいただけたらと思う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん
20
25年前に出版された本の新版。それだけ長い間よみつがれている本らしい。初めて読んだ本だった。和訳だけどタイトルから想像していた内容とは、ちょっと違った。違ったのは「くよくよする」という意味の捉え方かも知れない。センシティブになりがちな人への指南書みたいな本かと思っていた。そういう意味では「くよくよ」でもない内容が多かったと思う。他人を尊重するとか、受容するとか。焦るのではなく、ガツガツするのではなく、どーんと構えて、他人に勝とうとしないで他人を受け入れろ、みたいな100のヒントがある。2024/02/15
雨耕T
1
書店のレジ先にこの本が並んでいました。なぜか手に取って購入していました。理想論、と言えるだろう。その通りできないからくよくよしてしまうんだとも言える。でも心がけることで変わることがあるかもしれない。新しい道を進んでいる今、自分はこの本との出逢いが必要だったのかもしれない。2024/03/20
りりりり
0
心理学者であるリチャードカールソン著。 タイトルに惹かれ購読しました。 本書には"なるほどな"と思う内容から"そんな考えもあるのか?"と思わされるような内容まである。 確かにこれができたら心が安らぐだろうなと思いつつ、これがなかなか難しい... また最後の100番目の教えが、 あとがきの話もありかなり教訓になる。 難しいとは思うが出来ることから、いや出来ることだけやっていこうと思います。2024/03/08
みち
0
一大事と騒ぐけど、冷静に長期目線で考えると、大勢に影響ないことばかり。なかなかできないけど、ドシッと構えることが必要かな。一呼吸置く、ちょっとした配慮の気持ちなど、日頃から意識して実践する。知ると知らないは違うし、やるとやらないも違う。2024/02/27