バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる

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バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる

  • 著者名:古村治彦【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 徳間書店(2023/12発売)
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  • ISBN:9784198657529

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内容説明

アメリカの戦争体制を支えるウエストエグゼク社の存在を見抜き、ウクライナ戦争を予言した著者による最新の世界分析&予測。

世界は、これからザ・ウエスト(西側)対ザ・レスト(西側以外)の対立構造で動く


アメリカのバイデン政権を裏で操っているのは、元米国防次官のミッシェル・フロノイが創設したウエストエグゼク・アドヴァイザーズ社に集まったブリンケン国務長官、サリヴァン国家安全保障担当補佐官、ビクトリア・ヌーランド国務次官を始めとする政府高官たち(ディープステイト)である。彼らこそが戦争を仕掛けようとしている張本人であることを著者は2021年に刊行した前著『悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める』で見事に分析・予言した。
2022年から始まったウクライナ戦争を仕組んだのは、彼らだと著者は指摘する。アメリカはオバマ政権の時代に、世界の警察官を辞めて中東から撤退し、アジアへ軸足を移した(アジア・ピボット)。その基本的戦略は、オフショア・バランシング理論であった。そしてオバマのあとを継いだバイデンの戦略は、バック・パッシング(責任転嫁)である。直接軍事介入をせず、周辺諸国を使って代理戦争をさせ、アメリカは武器を供給するだけという戦略だ。まさにウクライナ戦争そのものであり、さらには台湾海峡有事を日本の自衛隊に戦わせる戦略なのである。
2024年米大統領選で、バイデンはなんとしても勝利するだろう。そうでなければ大統領の犯罪が暴かれることになるからだ。しかし、強引な選挙戦による混乱はアメリカの内部からの崩壊をさらに加速させていく。さらに今回のウクライナ戦争とそれに続くパレスティナ紛争は、アメリカの覇権を終わらせるだけでなく、これまで600年続いた西欧の世界支配を終わらせる最初の兆候になるだろう。
代わりに台頭するのは中国、そして西側以外の国々である。世界はこれからザ・ウエスト(西側)とザ・レスト(西側以外)に分裂していく。日本国民に、没落するアメリカによって戦争に巻き込まれるという厳しい世界の現実を知らしめる警鐘の書である。副島隆彦氏が激賞推薦!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazuo Ebihara

1
今日の米国が抱える問題を多面的に分析した本書。 超高齢リーダーバイデン大統領の背後にある組織。 2024年に行われる大統領選挙の情勢。 対中国貿易紛争と、米国の産業政策の変化。 ウクライナ戦争、パレスティナ紛争の背景と見通し。 著者は、米国中心のザ・ウエスト(西側諸国)と、中国中心のザ・レスト(西側以外の国々)の対立は激しさを増し、 世界の覇権国の交替も近いと説く。 バイデン下の国力の低下は、酷いもののようだ。2024/01/11

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