角川ビーンズ文庫 誓星のデュオ 祓魔師と半魔の詩人【電子特典付き】

著者名：鳩藍【著者】/春田【イラスト】

KADOKAWA（2023/12発売）

• ISBN：9784041144237

内容説明

祓魔師・シモンは、“悪魔的”な歌唱力を持った美貌の吟遊詩人・オルフェと出会う。
母の故郷に向かうのだという彼の正体を見定めるため、同行を決めたシモン。
しかしその晩、オルフェを「鍵」と呼び狙う悪魔に襲われて!?

「もう、独りはいやだよ」
「オレはお前を独りにしねえ」

互いを補い、支えあい、二人は立ち塞がる悪魔たちを剣と歌で祓っていく！
アウトローな祓魔師と半魔の吟遊詩人が織りなす痛快バディ物語！

電子書籍限定！
書き下ろしエピソード「十二の巡る季節の歌」を収録。
星都で年越しの祭典『暦巡祭』に参加することになったシモンとオルフェ。
準備のさなか、ある悩みを抱えるオルフェだったが――？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[史]

随分と古風な作風である。ボーイズラブっぽいけどそうではない。しかしブロマンスやバディというには露骨過ぎる。盛り上がってはいるものの、どこかそのテンションはこちら側を置いてけぼりにされている気分になる。うーん。相性はよくない。

2024/03/06

[くまくま]

バディ物語

2024/02/18

[長峰]

祓魔師シオンと半魔のオルフェとのバディもの。 悪魔に襲われるオルフェを祓魔師のシオンが助け、ふたりでまずはオルフェの母親の故郷へと向かう。そしてそこで予想外の悪魔の襲撃を受けたが、覚悟を決めたオルフェは捕らえられたシオンを助け出しシオンも覚悟を決めてオルフェと共に在ることを示し人々を救う為に共に戦う姿が格好いい。じゃっかん、ＢＬっぽいとこもある。

2024/07/19

[はじめ]

バディ物は大好物だし、設定や世界観も割と好みだったんだけど、欲を言えば、オルフェの両親のことがもっと知りたかったかなー。その話を入れる余裕がなかったのか、続きに書く予定があるのか…？？結構、重要な部分だと思うんだけど、マラディは目を背けてるし、シモンも聞かないしで、もやもやした。

2024/10/23

[あさい]

バディ物なんだけどただの男バディというには若干近すぎない？となるバディ物……？オルフェが興味持ちそうな男が出てくるとモヤるシオンだとか、女好きなのに8ヶ月ぶりに女遊びできるぜー！というときなのにオルフェがお前と夜ふかししたがってると言われてさっさと変えるところだとか、ほんとにただのバディなの？と首を傾げる。それはそうとして、半魔のオルフェと共に戦うエクソシストのシオンはかっこよかった。しかし、カサンドラがあの形で許されるならば彼女に従っただけの面々もどうにか…となる微妙な後味の悪さだった。

2024/07/21