内容説明
史上最強の恐竜は、やっぱりティラノサウルス? いや、それだけではない。六六〇〇万年前に滅んだ恐竜たちは、どんな陸上動物より大きな体、獲物を砕く強靱な顎、あのウサイン・ボルトにも劣らぬスピードなど様々な特徴を持ち、驚きの能力を進化させていた。ならば最新研究をふまえて、各種のナンバーワン恐竜を選出してみよう。「化石」を求めて世界各地を行く若手学者による、知力、体力、想像力の傑作ドキュメント!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
189
筑波大学生命環境系助教が、恐竜の巨大さ·足の速さ·噛む力·ウンコの大きさ·賢さ·卵の大きさのNo.1を推測する。アルゼンチノサウルス体重94.7トン。ティラノサウルス(シカゴ·フィールド自然史博物館所蔵の愛称スー)が噛む力最大。など、世界各地を旅する恐竜研究者による語り口が楽しい。2024/04/14
フク
14
#読了 様々な分野の恐竜ナンバーワンを選出し、その中から最強を決定する。 最強恐竜には非常に納得感がある。 図書館2024/03/28
しばこ
12
タイトルの問いを念頭にに起きながら、筆者の専門に関しての調査の模様やこれまでの研究結果について、難解さを少し砕いてユーモアをある絡めながら語っている。とにかく滅びてしまった者たちだから、今まで知らされていたことが覆されたり更新されたり、やはり果てしなく奥深い世界の話だと思う。地道で根気のいる調査を、でも楽しそうに語っているのが印象的。2024/02/19
5〇5
4
「いちばんつよいきょうりゅうはなんですか?」7歳のお友だちの質問に対して、真摯に回答を探り当てた著者に拍手!👏2024/03/25
keisuke
3
とても面白かった。子供が恐竜が好きなので、もう少し成長したら是非読んで欲しいし、その時に私ももう一回読もうと思う。2024/04/17