中公新書<br> 黒田官兵衛 「天下を狙った軍師」の実像

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中公新書
黒田官兵衛 「天下を狙った軍師」の実像

  • 著者名:諏訪勝則【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 中央公論新社(2023/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121022417

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内容説明

時代の趨勢を読み、織田陣営についた黒田官兵衛は、瞬く間に頭角を現した。秀吉の右腕として中国経略、九州遠征、小田原合戦など各地を転戦。官兵衛の働きなくして秀吉による全国統一もなかった。「稀代の軍師」とも呼ばれる武将の活躍の実態はいかなるものだったのか。関ヶ原合戦に際して天下を目指したとする説の真偽は――。茶の湯や連歌に優れ、キリスト教信仰を貫くなど、名将の知られざる側面にも光を当てる意欲的評伝。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

51
文献にあたってできる限り忠実に戦国の世を再現しようとなさっている姿勢に感服した。官兵衛が茶の湯や連歌をたしなむなど、文化人としての一面も持っていたことがわかった。2015/09/27

ふろんた2.0

21
名軍師と言われた黒田官兵衛の評伝。最前線での指揮が多く、武人としての活躍が色濃い。一方で、連歌を嗜むなど文人としての側面も併せ持つ。2014/02/03

モモのすけ

19
大河ドラマの副読本に。「官兵衛は調略が巧みだったといわれるが、対外交渉においてはむしろ誠実で粘り強く、相手の厄介な要求にも柔軟に対処したことが知られる」2014/02/07

鐵太郎

15
黒田官兵衛について、信頼できる史料を元に現時点で解明できる限りの人物像を描き出した本。優れた武将として頭角を現したことと共に、文人としても名をあげていたというその姿が描写されます。いわゆる「軍師」であったかについては、常識通り否定していますがこの虚名はこの先も残りそうですね。 ──いままでと違うと思った点は二点。熱心なキリシタンであり終生その信仰を守ったということと、関ヶ原の時に常に徳川方に忠実であったということ。これは、もっと裏付けが欲しいかな。2015/10/24

綾(りょう)

13
久しぶりに戦国時代ブームが自分に訪れており、黒田官兵衛について研究した本を読んでみた。著者は國學院大學大学院で日本史を専攻していた方。黒田官兵衛というと、秀吉の軍師として働き、その才覚とぎらついた野心に秀吉からも恐れられていたイメージがある。だが、こうしたイメージは江戸時代に脚色されたものであり、信頼できる史料によれば、冷静かつ実直な人物像が浮かび上がっている。意外にも、黒田家が官兵衛一代で成り上がったわけでもなく、祖父の重隆の代から力を蓄えていたらしい。意外な発見があり、とても面白かった。2024/03/06

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