内容説明
L型肥料・副成分・ク溶性って何?配合肥料と複合肥料の違いは?など、肥料の種類や性質についての素朴なギモンをQ&A形式でわかりやすく紹介。また、チッソ・リン酸・カリ・カルシウム・マグネシウムについて、役割と上手な効かせ方、肥料の選び方を楽しい図解に。シンプルで安い単肥の使いこなし方も。肥料のきほんのきがわかり、田畑や作物に合った肥料選びがラクにきるようになる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kan
7
肥料について詳しく書かれていて、農家さんの経験やこだわりもあって勉強になった。 以下メモ、複合肥料はNPKのうち2種類以上の成分を含む。配合肥料は固形の原料を複数混ぜた肥料でNPKの含有量10%以上を保証する。普通肥料同士を単に配合したものは指定配合肥料といい、届出だけで流通できる。石灰:苦土:加里の比は5:2:1でこの塩基バランスが大切である。植物の栄養を輸送する師管のpHは7.8-8.0あたりで転流が多く、植物が健康であるしるし。 個人的には硫安と石灰窒素を試しに使ってみて効果を知りたいと思った。2021/02/18
scarecrow
4
ステイホームが長かったので、本格的に野菜作りをし始めたが、見様見真似でやっていて今ひとつ肥料についてよく知らなかった。窒素、リン酸、カリウムが肥料の3大要素であり、その配合によって8−8−8とか14−14−14とかなっているらしい。何も知らずに使っていた。なんとなく結果オーライで今年は野菜がたくさんなったのでよかった。関係ないが、さすがにこの本を読んでいる人はいないだろうと思ったが、3名もいた。読書メーター恐るべし。2020/09/11