文春文庫<br> 花束は毒

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文春文庫
花束は毒

  • 著者名:織守きょうや【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2024/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167921569

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内容説明

未来屋小説大賞受賞!
芳樹は憧れのかつての家庭教師・真壁が結婚を前に脅迫されていると知り探偵に調査を依頼するが――。完全に騙される傑作ミステリー。

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。調査を進めるにつれ、見えてきた真実。背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編!

※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セシルの夕陽

63
どんでん返し小説。わたくし、途中から見破ってしまった✌️ どんでん返しやミスリード作品をチョイスしていく内に、斜に構えスレた性格になってしまったのかしらん⁈と軽くショック😗 憧れていた元家庭教師の近所のお兄さん:真壁と偶然に再会した木瀬。真壁が結婚目前に脅されたいることを知り、木瀬は探偵に脅している人物の調査を依頼した。調べを進めると…。初読み作家は弁護士と兼業だそうで。通りで、木瀬や探偵:北見からの記述が、解説的で冗長。もう少しスッキリ文章、読者を信用してほしいところ。表題がネタバレのようにも感じた。2024/03/05

坂城 弥生

45
怖かった…2024/04/11

スカラベ

42
まさかの結末に驚かされた。レイプ事件で逮捕された男に届く脅迫状。誰がだしているのか?果たして事件は本当なのか冤罪なのか。真相を追って調査を進める主人公と探偵。様々な事実が明らかになるにつれて見えてくる犯人像は予想通りと思えた瞬間にひっくり返る。終盤に脅迫状の出し主は明らかになり、なんだそういうことだったのか!となったが、そこからさらに想像を超える真実へ行きついた。ラスト1行は読者にどうするんだ!と迫ってくるようでもあり、ちょっと恐怖を感じて終わる。2025/03/22

よっち

39
「結婚をやめろ」との手紙に怯える元医学生の真壁。彼を助けたい木瀬がかつて事件を解決してくれた探偵・北見理花に調査を依頼するミステリ。中学時代、探偵見習いを自称して生徒たちの依頼を請け負う少女だった理花。探偵への依頼を躊躇する真壁が脅迫者を追及できない理由、そして鍵を握る四年前の事件。新たな事実が判明するたびに印象がガラリと変わって、一方で消えないままの違和感が徐々にもうひとつの可能性に繋がっていって、恐ろしい真相を果たして伝えられるのかも気になりましたけど、このコンビの物語もまた読んでみたいと思いました。2024/01/06

Shun

36
著者初読み。タイトル・装丁ともにイヤミスを彷彿とさせ期待していたものの、あっさりと読み進められる内容が少し残念でした。婚約者の元に届いた脅迫状が発端となり、依頼を受けた探偵が事件を深堀りしていくと暗い過去が明らかとなり恐ろしい真実が隠されていたという内容。読み易いのは長所だが、幾分重い話なだけに読み易すぎるというのが欠点に思えてきて残念ながら琴線に触れずに読了。私に合わなかっただけかもしれませんが。2024/01/14

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