集英社インターナショナル<br> ビジネス教養としての最新科学トピックス(インターナショナル新書)

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集英社インターナショナル
ビジネス教養としての最新科学トピックス(インターナショナル新書)

  • 著者名:茜灯里【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 集英社(2023/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797681307

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内容説明

作家で科学ジャーナリストの著者が、原著論文をもとに執筆した「高い専門性」と「ニュース性」を併せ持つ記事29本を収録。宇宙視点のSDGs、新型コロナのまとめと展望、ChatGPTの危険性など、知っておきたい現代科学の最新情報を分かりやすくコンパクトに解説。短時間で深い科学教養が身につく1冊! ニューズウィーク日本版WEBサイトの人気連載「サイエンス・ナビゲーター」を書籍化。

目次

はじめに
第1章 宇宙
スペシャル・インタビュー 宇宙飛行士・若田光一さんに聞く宇宙視点のSDGs「宇宙船地球号は大きくて、我々は楽観視してきた」
「最悪シナリオ」を検討 太陽フレア対策に日本政府も本腰
アポロ計画に果たせず、アルテミス計画に期待されること
中国が月の新鉱物「嫦娥石」を発見
発見された太陽系外惑星は5000個超
第2章 医療
5類引き下げになった新型コロナウイルス感染症のこれまでとこれから
コロナワクチンと同じmRNA技術を用いたインフルエンザワクチンが開発される
「子供の頃から寝不足」「女子のほうが休日に寝溜め」日本人の睡眠傾向とリスク
がん細胞だけ攻撃する免疫細胞をオーダーメイドで作ることに成功
世界で進む「糞便移植」が日本で普及していない理由
ブタからヒトへの心臓移植に見る「異種臓器移植」の可能性
第3章 地球・環境
「ガイア理論」のラブロック博士が死去 改めて功績を振り返る
地球内核の回転スピードが落ちている? 自転と「うるう秒」の謎にも関連
世界最大「謎」のカットダイヤモンドが競売にかけられる
知床海難事故、宮古島陸自ヘリ墜落事故で注目「飽和潜水法」とは何か?
花見に迫る危機 60年寿命説、地球温暖化
国内唯一の地質時代名「チバニアン」の成り立ちと意義
第4章 生物
両親がオスの赤ちゃんマウス誕生 幅広い応用と研究の意義、問題点を整理する
オスだけ殺すタンパク質「Oscar(オス狩る)」のメカニズムが解明される
生魚の寄生虫アニサキスと、古今東西の日本に見る対策法
サイボーグ・ゴキブリが災害救助の救世主になる?
ヒトを襲い、弱い個体をいじめる「優等生」イルカの知られざる一面
『鬼滅の刃』でも現実でも「青い彼岸花」が見つからない科学的理由
第5章 アートとテクノロジー
誤情報も流暢に作成する対話型AI「ChatGPT」の科学への応用と危険性
人類滅亡まであと90秒! 「世界終末時計」の歴史と問題点
AI鑑定はアート界の救世主か? ルーベンス作品の真贋論争から考える
歌詞AI分析や1/fゆらぎに見る音楽と科学の深い関係
核融合エネルギー、世界新達成も2050年の実用化は無理?
未来予想図の答え合わせ 100年前、50年前、そして50年後はどんな世界に?
主要参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

27
科学の最新情報がコンパクトにまとめられています。特に医療分野では、聞いたことはあったものの理解できていなかった話題もあり、理解する入口になりました。核融合エネルギーには期待しています。2024/03/16

coldsurgeon

7
ビジネス教養としてだけではなく、一般的な教養として知っていてもよい内容だ。医療を含めた様々な専門家にとって、専門分野でないテクノロジーを知ることにより、科学技術に何を期待し、何を危惧しなければいけないか、考えることができる。知識がなければ、知恵を生み出すことはできない。残された時間が少ない高齢者には関係ないとは言い切れず、じっくりと考えなくてはいけない。2024/01/18

Yuki2018

6
新書で多くのジャンルをカバーしているので薄い内容なのは予想通りではあったが、「へえー」という話も幾つかあって(糞便移植、世界最大のダイヤモンド、チバニアンと地磁気反転、サイボーグ昆虫など)読んで損はしない。「海外の一流ビジネスパーソンは科学の話題にも通じている」のが執筆動機だとすると、本書だけでは流石に不足なので、掘り下げたい人向け推薦図書みたいな情報があればもっと良いのだが。2024/01/06

うっず

2
☆☆☆ 各トピックが数ページになっているのでささっと、ちょっとずつ読むことができる科学トピックのさわりを書いている本。 難しい内容はないので面白く読むことができた。2024/02/19

ねぎとろくん

2
ブタ心臓のヒトへの移植、環境が地球と最も似ている太陽系外惑星ティーガーデン、中国でデザインベビーの誕生、サイバー昆虫による災害支援、健康な人の糞注入による腸内環境改善、うるう秒の存在、地球生物がよりあって環境変化に対応のガイア説など、科学は面白い。 SF小説三体面白そう。 太陽系惑星だけじゃなくその外もあってすでに発見が進んでいる事実とか、我々が立っているここは地球の地殻でありほんの5-70kmしかないらしい、それを超えると卵の白身にあたるマントルがきて、液体とその中心に金属製の球を据えた内核がある。こわ2023/11/04

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