ホールアースの革命家 スチュアート・ブランドの数奇な人生

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ホールアースの革命家 スチュアート・ブランドの数奇な人生

  • ISBN:9784794226969

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内容説明

ケヴィン・ケリー(『インターネットの次に来るもの』)、
ウォルター・アイザックソン(『スティーブ・ジョブズ』)激賞!
「Stay hungry, Stay foolish」という言葉を生み、「全地球」の概念をつくった男の全貌に迫る。

宇宙から見た地球全体の写真を表紙にし、世界中に多大なインパクトを与えた
「ホールアース・カタログ」。その創刊者スチュアート・ブランドは、
環境問題やデジタル・テクノロジーの最先端にもいち早く関与し、
ジョブズほかシリコンバレー界隈のスターたちに思想的影響を与えつづけてきた。
この、アメリカの60年余りの歴史の舞台をつくったといえる
希代の人物の全体像に初めて迫る、圧巻の評伝ここに登場。

「世界がどこへ向かっているのか、そのヒントを得るには、過去10年の
フロンティアの最先端をリードしてきたスチュワート・ブランドを見ればいい。
このテンポの速い伝記が示すように、スチュワート・ブランドがどこへ向かおうとも、
私たちはそれに続くだろう。彼のよく語られた人生は、地球全体を形作ることを望む
すべての人にインスピレーションを与えてくれる。」 
ケヴィン・ケリー(『テクニウム』『インターネットの次に来るもの』)

「スチュワート・ブランドは、過去60年にわたり、社会運動の火付け役として活躍してきた。
この深いレポートとエキサイティングな本の中で、偉大な技術年代記作家ジョン・マルコフは、
連続的なビジョナリーとしてのブランドの輝きをとらえている。」
ウォルター・アイザックソン(『スティーブ・ジョブズ』『イーロン・マスク』著者)

「スチュワート・ブランドは1960年代がなくてもスチュワート・ブランドであり続けただろうが、
スチュワート・ブランドがなければあの1960年代はなかっただろう。」
ジョージ・ダイソン(『アナロジア』著者)

「スチュワート・ブランドという一人の人間がエコロジー、テクノロジー、カルチャーに
とてつもない影響を及ぼしていることが明らかになるにつれ、
「なぜ彼自身の全体像を見たことがないのか?」という疑問が生まれた。
ジョン・マルコフは見事なリサーチにより、鋭いニュアンスで
この類まれな地球人の肖像を描いている。」
スティーブン・レヴィ(『グーグル ネット覇者の真実』著者)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パイナップルレモン

5
先見の明2024/02/03

Arata Fujimura

0
なぜ彼だけがこんな勘を持っていたのかこの本読めば何かつかめるかと思ったけど、全然分からなかった。いつも思い悩み、時には現実から逃避し、女性にもだらしなく、怠惰な面も多く見られるけど、結局その道の第一人者と繋がり、そして始まりの地にいる。誰も真似できない。 「われわれは神のようになってしまったので、それを上手くこなさなくてはならない」 この言葉には正直賛同できない。おこがましいと思っちゃうけど、この先人類は神のようになって環境や原発を上手くこなせるようになるのか、それは驕りに過ぎないのか見届けていきたい。2024/05/05

大爆笑カレー

0
ホールアースカタログはツールにアクセスすることが重要であり、ツールさえあれば人間はうまく社会を変えていけると信じられていた。どこまでも人間の能力を信じる思想だ。現代は人間の能力は信じられていない。すべてがオートメーションされ人間が何もしなくてもいいように社会を設計しようとしている。自分にはブランドやエンゲルバードの思想のほうがしっくりくる。オートメーションではなくオーグメンテーション。人間不信から人間拡張へ。また夢を語れる思想が出てきてほしい。2024/03/19

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