内容説明
本書では、現在日本で確認されている海藻類の中から、一般的に見られるものの375種類と、それらの一部近似種13種類を加えた計388種類を、生態写真とおしば標本を使って解説。
また文字情報のみの28種類を加えれば、計416種類の海藻が紹介されています。
さらに巻末では代表的な海草9種類も、生態写真やおしば標本を使って解説しています。
目次
●海藻とは?
日本の海藻相/海藻の生える場所/海藻の季節変化
●命をはぐくむ藻場
藻場の種類/海藻大好き!
●海藻と日本人の関わり
古代より海藻を利用してきた日本人/平安時代に食されていた主な海藻/文化の中の海藻
●海藻図鑑
緑藻
アオサ目/ヒビミドロ目/シオグサ目/ミドリゲ目/モツレグサ目/イワヅタ目/ミル目/ハネモ目/カサノリ目
褐藻
シオミドロ目/ウスバオウギ目/クロガシラ目/イソガワラ目/アミジグサ目/ナガマツモ目/イシゲ目/ウイキョウモ目/カヤモノリ目/ムチモ目/ケヤリモ目/ウルシグサ目/コンブ目/ヒバマタ目
紅藻
ウシケノリ目/ダルス目/ウミゾウメン目/サンゴモ目/テングサ目/カギケノリ目/スギノリ目/スギノリ(イソノハナ)目/ヒメウスギヌ目/イワノカワ目/ユカリ目/オゴノリ目/マサゴシバリ目/イギス目
海草
●海藻おしばを楽しもう!
●海藻おしば Art Museum
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
1
日本の388種に限定している。 絵と写真で分かり易い。 紙にはさみこむのを,押し花ではなく「おしば」というのだと知りました。作り方が丁寧に書いてある。 おしば 競技会でもあるとよいかも。 日本の食に息づく昆布 という特集では, 昆布盛 の駅の写真と 昆布だしのとり方がある。 平安時代に食されていた主な海藻として12種類紹介がある。 もうすこし,食の情報が多くても良いかも。2012/07/11
ビリー
1
写真が凄い綺麗。海の中での写真と、押し葉(押し花みたいにしたやつ)の写真が両方載っているので、各種の形態も分かりやすい。海藻といえば磯でぬるぬるどろどろしているか、もしくは味噌汁に入っているくらいの印象しかなかったので、そのイメージを見事に覆してくれた。過去にスキューバとかシュノーケルやったことはあるが、あまり海藻の記憶はない。きっとそこまで見る余裕がなかったんだろう。海、潜りたい。押し葉やってみたい。2013/03/30
myst_e_u
0
3歳児がなぜか図書館に行って借りてきた本。きれいだったのかな。そしてけっこうな頻度で眺めてた。自分が気に入った本を読めばいい。「昆虫の探し方、飼い方」の本も好きで読んでるけど(まだ文字が読めないので親が読んでる)、まさか海藻の本を読むことになるとは思わなかった。2020/07/19
takao
0
☆平安時代に食されていた海藻とか、文様としての海藻など、ためになる。2018/09/26
-
- 電子書籍
- 清代知識人が語る官僚人生
-
- 電子書籍
- Night on Earth 世界でい…
-
- 電子書籍
- 後宮の検屍女官3 角川文庫
-
- 電子書籍
- ミラクルプッツン大冒険 ジャンプコミッ…
-
- 電子書籍
- シジミガイのゆめ 子どもの詩心を育む本