内容説明
本書のマンガの主人公は、それぞれに「生きづらさ」を感じる人たち。ある日、居酒屋でモヤモヤをぶちまけているところに、社会学者の西田亮介先生に出会います。「社会をよりよいものにするために何ができるかを考えるのが社会学です」。生きづらさが生まれる場所では何が起きているのか、日常に不安や不満、疑問を感じるとき、目の前にある世界だけが真実なのか、視点に偏りはないか、本書は、そういったことを考えるきっかけとなる書籍です。主人公たちと一緒に、「世の中を見る力」を磨いてみませんか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コンチャン
10
アイデンティティや性差、格差や政治など、様々な観点から現代社会の現状を説明してくれます。しかもマンガも併録されていることで、あまりそういうものに触れてこなかった人でも理解しやすい作品になっているのではないでしょうか。2024/01/26
アルノ
4
少子化やジェンダーの問題など現在の日本の社会問題を一通り取り扱っていて興味深かった。現代社会を過去の歴史から考察したり、データを用いて見る社会学の手法で今まで見ることができなかった社会の面を知ることができて非常に興味深かった。社会学と一言にいっても非常に幅広い学問分野があるということを再認識した。社会学の入門一歩手前におすすめ。2024/04/25
ちもころ
0
一般の人に社会学が少しでも身近に感じられるようになれば、と思う2024/01/23