内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
神社にお参りすると、清冽な空気を感じてほっとする。当たり前に捉えていたけど、よく考えてみたら実に不思議なこと。著者は参拝しながら、境内やその周辺に縄文遺跡がある神社が数多いことに気づく。“縄文の人々が心地好いと感じ、神聖視したとっておきの場所で自分も祈っているのではないか”。以来、「縄文神社」と名づけたその地を求めて関東、山梨、長野を文字通り駆け回る日々。前作「首都圏篇」以降、新たに出会った約190社のうち、60社余りを厳選して紹介。一万年、数千年続く祈りの地――あなたの身近にもきっとある!
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tamami
64
著者は、神社にお参りすることで心が安らぐという経験を重ねる中で、名のある神社には多く縄文時代の遺跡が伴ない、祈りの場として現代にも通じるものがあるとし、そのような場所を「縄文神社」と呼ぶ。本書は各地に存在する「縄文神社」を訪ね、その歴史や縄文地形と呼ぶ祈りの場としての土地の様相や雰囲気を伝える。各地の神社を実際に歩き、主なものはイラストに描くなど、説明は具体的で祈りの場としての雰囲気をよく伝えている。本作は、前作の『縄文神社 首都圏篇』に引き続き、北関東、長野県南部と山梨県、首都圏の64社を紹介している。2024/05/21
ダミアン4号
45
学校から自転車で数分行った先に縄文土器が散在する所があった。かなり昔に整地された畑だったので見つかるのは正体もわからぬ程バラバラに砕けた破片ばかり。でも夢中で拾い集めた。ふと見ると目線の先、茂った森に鳥居があった。そこは神社の名前で呼ばれていた。由来が想像できない珍しい(と思う)神社の名前…今も頭から離れない。もしやと期待したが掲載はされていなかった。自然を神と崇めた(であろう)縄文文化と八百万の神を祀る神社。起源は縄文と断言する事は難しいけど可能性は充分あるんじゃ?いやあって欲しい。興味深いガイドブック2024/04/04
姉勤
33
首都圏篇に引き続き、誌面で紹介しきれなかった神社を訪ねた第二弾。必ずしも同一人とは言い難い、縄文時代の日本列島の住人の聖地。心というか血でわかる清しさは、本書でも紹介の鹿島神宮と諏訪大社には再び参拝したいところ。それとは別に今より100年先以降のこと、いわゆる温暖化で再び海進すれば、地上に残る神社ではあるが、邪な意思の元招き入れた新たな住人たちは、この聖地を清地とみなすだろうか。2025/06/21
Tenouji
16
早速、野川神明社と熊野神社に行ってみたが、どちらも高台にあり、冬の澄んだ空の見晴らしが素晴らしかった。2024/01/06
かわかみ
8
前作の首都圏篇が香取神宮で終わったのに対して、本作では鹿島神宮から始まり、諏訪大社でクライマックスを迎え、富士山に近い山梨県の縄文神社で巻を閉じるという構成。なかなか読み応えがあった。日本三大神宮が伊勢の他には、香取と鹿島だという事実も関東縄文人とその子孫たちが連綿と繋いで来た営みの重さを思わせる。諏訪大社の項で「ミシャグジ」という神様についての言及があったが、古い神様で具体的なことはよくわからないようだ。だが、本書でたびたび出てくる石神(シャクジン)信仰と何らかの関連性があるのだろう。2024/05/27




