内容説明
未曽有のパンデミックは、大学と学生に何をもたらしたのか?
「学生はコロナ禍にあって、大学で通常授業が受講できなくなった状況を真に受け止め、ものすごい熱量でオンライン授業に参加してくれた。...本書において、パンデミックという状況下でオンライン授業を余儀なくされた中でも、学生が学び続けているさまをわずかでも知ってもらいたいと考えている。」(「はじめに」より)
目次
序 章 緊急事態宣言下における大学の対応
本 章 慶應大学生と学ぶ社会科教育
第一回 社会科とは何か
第二回 どのようにして現代社会を学ぶか
第三回 学習指導要領を読む~アクティブラーニングとは~
第四回 戦後、社会科の誕生
第五回 「社会科の使命」を読み解く
第六回 戦後初の社会科教科書から考える
第七回 社会科の「無国籍的」論
第八回 社会科解体論─勝田・梅根論争─
第九回 中学社会科のパイ型・ザブトン型議論
第十回 高校社会科の解体(地歴・公民)
第十一回 NIE(Newspaper in Education)
第十二回 学習指導案とは
第十三回 学習指導案の作成(1)
第十四回 学習指導案の作成(2)
第十五回 まとめ
終 章 コロナ禍における大学の授業とは