内容説明
大河ドラマ『光る君へ』が100倍面白くなる!
史実の裏側に隠されたドロドロの人間模様
情愛、嫉妬、寵愛、慕情……
歴史を動かしたのは、男女の「欲」!
・天智天皇と弟の天武天皇は、ディープな「三角関係」だった!?
・『源氏物語』の紫式部や『枕草子』の清少納言の役割は恋愛の演出家
・五十代の平清盛と十八歳の祇王の関係が「愛人」でなく「恋人」だったワケ
・なぜ源頼朝は北条政子を深く愛したのか
・織田信長は女性に対して愛情が薄かった?
・無類のお姫様好きだった豊臣秀吉
・浜松時代の徳川家康に性欲がなかった可能性
【目次】
第1章 天皇家の「愛」と「憎しみ」
第2章 『源氏物語』の時代は恋愛至上主義
第3章 源頼朝が政子を大切にしたのはなぜか
第4章 戦国時代の英雄と剛毅な妻たち
第5章 「三英傑」の知られざる女性観
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
8
遊女の地位が下落したのは性病の蔓延以降との推測は深い2024/01/23
jupiter68
3
へーこんな切り口で日本史が語れるものなんだなあ、と思う。楽しめた。戦国時代、女性は駆け引きの道具にされたりしてあまり幸福ではなかったような気がするが、他の時代は男を手玉にとり、政治を思うままに操った人もいたようなことを知ると、何か笑える部分もある。また、稚児の存在や男色が普通だった時代もあり、愛憎と言っても、単純に男と女の間の話ばかりではないことを知ることができる。2024/10/01
kassie
1
サクッと読めた。何か新しい知見を得るとかではなく、雑誌をさらっと読む感じ。万人受けするだろうなとは思いますが。2024/11/04
松子
0
図書館で、タイトルを見て目に留まった。歴史の教科書では語られない、人間くさい感情――愛と憎しみが渦巻くエピソードが結構面白かった。 権力争いの裏にある嫉妬や執着、時に切ない愛情が、登場人物たちを動かしていたことがよくわかる。歴史が少し苦手でも、人物の感情に焦点を当てているので読みやすく、物語として楽しめた。 2025/08/14
pantyclub
0
日本史の裏側を知ることができる本。視点が教科書と異なるので面白い。人間関係を知ることで日本史の理解も楽しくなる。日本文化も物語っていると思う。日本史に隠された女性の存在を見逃せない。女性の神聖性は現在も少なからず残っていると思う。漢字の読み方は確かに文章からは判別出来ない。漢字文化の悩ましい所だと思う。秋田美人のお話は面白い。言い伝えや仮説から日本史を理解することが面白いと思わせる内容。2024/07/09
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