角川文庫<br> 優しき歌

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角川文庫
優しき歌

  • 著者名:立原道造【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2023/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041143292

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内容説明

「夢みたものはひとつの幸福/ねがつたものはひとつの愛」二十四歳で夭折した立原道造が遺した詩集『萓草に寄す』『暁と夕の詩』『優しき歌』。繊細優美なソネット形式による、透明感あふれる抒情詩集を完全収録。また、高等学校時代の習作詩から旅先での絶筆までをセレクトして収めているが、そこからは立原のもうひとつの素顔、悩み多き青春の日々が甦る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

里愛乍

55
初めて立原道造の詩に触れたのは昨年の桜の下での朗読会。美しくも耽美な声で紡がれる『うたふやうにゆつくりと……』に衝撃を受けたのを覚えている。音楽的で構築的なソネット形式とあるが、成程音で聴くとすんなりと浸透してくるように感じたのはそういうところかもしれない。言葉とは騒がしくもあり強くもあるが、一方で本書のようにしづかで柔らかいものでもあると感じさせてもらえた。2024/03/15

新田新一

45
この詩集を読んで、立原道造は自分が長く生きられないことを無意識のうちに知っていて、詩魂を燃やしながら創作を続けたのではないか思いました。繊細で叙情的な詩でありながら、甘いところや感傷的なところはなくて、純粋な美の世界が鮮やかに描き出されています。どの詩も読んでいると心が透き通るような心地になりました。「夢見たものは…」では真の幸福が表現されています。青空と歌い踊っている娘たち、鳴いている青い鳥といった一見ありふれたものの中から幸福を掴み取り、それを忘れ難い詩に定着させる作者の感性に心から共感します。2026/06/07

優希

42
ソネットのせいか音楽的で透明感を感じました。静かに奏でられる言葉に酔いました。純粋で美しい。本で読むのも良いですが、音読したらより情緒が増すでしょうね。2024/03/17

優希

40
再読です。音楽的なソネット形式の詩が美しかったです。透明感があり、抒情的な言葉が紡ぐ世界に魅せられました。純粋な魂がここにはあるのかもしれません。音読したら、より世界が深まるように思えます。2025/02/04

あきあかね

18
 「夢みたものは ひとつの幸福 ねがつたものは ひとつの愛 山なみのあちらにも しづかな村がある 明るい日曜日の 青い空がある」(『夢みたものは······』) 「しあはせな一日は幾つあつたらう 日の終わり 疲れた橋に身を凭れ かぞえてゐれば 靄のなかにともる燈は煌めいて 人の数の千倍のしあはせが 一人のためにあるのだと やさしい調べで繰返してゐた」(『しあはせな一日は』) 先日、『新美の巨人たち』の番組で立原道造が設計したヒアシンスハウスが取り上げられていて、実際に観に行った。メタセコイアが立ち並ぶ、⇒2024/02/25

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