国籍不明

著者名：麻野涼

えにし書房（2023/12発売）

• ISBN：9784062119603

内容説明

朝鮮戦争で国連軍の捕虜となった北朝鮮軍兵士。捕虜交換協定が成立しても、北への帰還も、韓国残留をも拒否し、中立国に亡命した捕虜がいた。北朝鮮工作員、日本人ジャーナリスト、韓国・安企部が日本、ソウル、南米で凄絶な死闘を展開、その末に暴かれた真実とは……。
第1章　波状の連鎖I
第2章　邦人保護
第3章　憂悶
第4章　忍従
第5章　波状の連鎖II
第6章　難航
第7章　棄国
第8章　焦燥
終 章　友情の橋

目次

第1章　波状の連鎖I
第2章　邦人保護
第3章　憂悶
第4章　忍従
第5章　波状の連鎖II
第6章　難航
第7章　棄国
第8章　焦燥
終 章　友情の橋

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yuna Ioki☆]

1450-146-53 麻野涼作品初読み。南米を舞台に日本人を装う朝鮮人工作員が逮捕された。目的は表向きはマネーロンダリング。隠された事柄はなんなのか？山崎という日本人を名乗る朝鮮人の目的はなんなのか？

2016/05/22

[ケロたん]

北朝鮮拉致が公になっていない時代の北朝鮮スパイの話。日本、韓国、ブラジルと偽ドル札と麻薬が絡む諜報冒険小説。意外と面白い。

2023/02/15

[Kamabonz]

「地上の楽園」という触れ込みで帰国というか移民した在日朝鮮人、ブラジル移民した韓国人、日本に残り帰化した在日２世などが絡み合い謀略が展開しています。　姓が同じ人がいるのでハハンという感じですが、後編にいきまーす。

2020/10/25

[Jeanie]

時系列を崩し、現在と過去が混在。だからこその暗闇状態のようなおもしろさ。

2012/10/25

[鈴と空]

感想は下巻で併せて。

2009/02/20