内容説明
1944年1月,5千人にのぼる植民地学生が日本軍の“志願兵”として戦場へ送りだされた.皇民化政策の嵐が吹き荒れるなかで,地域・学校・マスコミは若者たちをどのように追いつめていったのか.扇動役をになった親日派の問題に注目して追及しながら,戦後半世紀埋もれていた史実を証言と資料によって明るみに出す衝撃の書.
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目次
はじめに
一 志願という名の徴兵
二 在日留学生
三 「志願」は「お召し」
四 「京城」のモデル地区
五 翼賛体制は全国へ
六 大学・高専の対応
七 マスコミの煽動
八 警察の介入
九 栄光の使節団
十 徴兵検査・入営まで
十一 「非国民」たち
十二 脱走兵
結び 朝鮮学徒兵の歴史的意味
あとがき
参考資料一覧
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