あてなよる 大原千鶴のおつまみ百花

著者名：大原千鶴/若林英司

ＮＨＫ出版（2023/12発売）

• ISBN：9784140333297

内容説明

大原千鶴おつまみレシピ本の決定版！ あなたの家呑みが夢の世界に。

ササっとつくれる「とりあえず」から、メインディッシュにもなる一品まで、酒をこよなく愛する料理研究家・大原千鶴さんならではの、簡単につくれてお酒に合う工夫が詰まったレシピ90点をご紹介。すべてのレシピには、日本を代表するソムリエ・若林英司さんによる、詳しいマリアージュ（おつまみとお酒の組み合わせ）解説が。魅惑のマリアージュで、ふだんの家飲みが夢の世界に！

〈内容〉
【第１章】とりあえずのあて
【第２章】野菜と果物のあて
【第３章】肉のあて
【第４章】魚介のあて
【第５章】シメでも呑む

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[のんぴ]

料理も合わせる酒もかなり変化球。魚に赤、肉に白、ハードリカーの割材や添加するものも考えつかないものでオリジナリティが高い。勇気を出してと言われるものの…

2024/12/19

[tetsubun1000mg]

「あてなよる」はNHKBSの番組で一度見た記憶があったのだが、だれがゲストの回だったかよく思い出せないなあ。　ゲストを迎えて好みの素材に合った料理とお酒を出す番組だったという記憶があるのだが。　出てくる料理やいろんな種類のお酒も、照度を落とした落ち着いた画像で、気の利いた居酒屋か割烹料理屋に入ったかのようでなかなか雰囲気が良い。　料理も凝った素材はあまりなく時間が掛からなそうなメニューと作り方でなお良し。　休みの日に作ってみようかなという気にさせてくれる。　パラパラと眺めるだけでも落ち着く。

2024/01/30

[ＭＡＳＡ１２３]

ＮＨＫ-ＢＳの「あてなよる」とタイアップした本。 最初から最後まで、酒のあてが並ぶ。どれも酒に合いそう。大原さん自身も、お酒が好きなので、酒のみに好まれる料理をよく知っておられる。そして、ソムリエの若林さんが大原さんの料理に合う酒を提案していて、このチョイスにも唸る。 「きゅうりのオープンサンド」は、トーストしたパンにスライスしたキュウリをのせたもの、調味料に工夫があるので酒に合いそう。「きゅうり餃子」は、味が想像できないがこれも酒に合いそうな気がする。ソムリエはビールではなくて白ワインを添える。

2024/07/14

[ココアにんにく]

『あてなよる』は私にとって他の料理番組とは比べ物にならないほど魅力的です。番組ではお酒の銘柄はゆるりと伏せられていますが、本書ではちゃんと明記されているのが嬉しい。ゆっくりと食事をすることは贅沢な時間の使い方であり、お酒と一緒に飲むことで、より豊かな時間を過ごすことができる。若林さんの言葉を本書と番組を通して再認識しました。番組を知ったのが遅く再放送を中心に見ています。本書ではまだまだ知らない千鶴さんの料理が数多くありました。生ハムしゃぶしゃぶは目から鱗です。料理とお酒を楽しみながら番組を見続けたいですね

2024/01/30

[エリカパパ]

酒と肴が好きな人にはなんとも魅力的な一冊。『あてなよる』は源孝志さん監督のNHK BSの番組で毎回楽しみにしていた。源組の番組はいつも美しくて洗練されている。大原千鶴さんがニコニコと魔法のように一皿一皿作るあてに、若さまこと若林英司さんがお酒を合わせる。ゲストがうーんと唸るようなお酒をマリアージュする。この本はその再現版で、レシピもあるけれど、僕の手で料理するのは簡単じゃないだろう。それよりもお酒の組み合わせは僕でもトライできそうだ。カミさん家族と、時には仲の良い友とあてなよるを繰り広げていきたい。

2024/01/13