河出文庫<br> わすれなぐさ

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河出文庫
わすれなぐさ

  • 著者名:吉屋信子【著】
  • 価格 ¥957(本体¥870)
  • 河出書房新社(2023/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309419831

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内容説明

美しく我儘なクラスの女王様・陽子と、彼女が想いを寄せる無口で風変わりな牧子、そして真面目で兄弟思いの硬派な一枝。女学校で繰り広げられる少女たちの三角関係の行方は--。解説=宮田愛萌、内田静枝

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

松本直哉

20
遊泳禁止のブイを越えて泳ぎ、検問を突破してタクシーを走らせる、やりたい放題の破天荒な陽子、ロボットのように生真面目だったのに、贈り物の取り違えからぐらりと思いが乱れる一枝、対照的な二人の間で揺れながら成長する牧子の奏でる不協和音と協和音に惹きつけられる。肉弾三勇士の歌が流行り、男子はすべからく兵士となり報国すべしとされた時代、一旦はピアノに鍵をかけられてその夢を否定されてもピアノを愛さずにいられない少年や飛行機の構造に魅せられる少年の夢を肯定して励ますのは、この時代には勇気のいることだっただろう。2026/04/20

姫宮

7
交代しなさすぎて読むのに何ヶ月かけたんだって感じぃ。 序盤は時代を感じる文章に入り込みづらかったけど、慣れると読みやすく感じた。 少女小説っていうジャンルがあるんだなあ。 年頃の少女特有の感情、理解できすぎる。 あと表紙可愛すぎる。2026/05/16

くまゆう

2
想いを寄せると言われると恋愛方面かと思うけど、そうじゃなくて、でも「私が貴方の一番になりたい」って気持ちはあって……。現代が舞台の小説ではなかなか見ることができない関係だなぁと思った。2025/11/15

Natsumi Yanagihara

2
女学生っていいですよね。魍魎の匣の楠本頼子・柚木加菜子の二人が好きなので、吉屋信子さんの書くこの本はドンピシャでした。古い本ですが、読みやすいです。どんなに自由気ままに振る舞っても嫌な感じのしない陽子ちゃんはすごい。一枝ちゃんは、他の2人ほど目立っていないけれど本当に可愛い。花物語は未読なので、続けてそちらも読んでみたいと思います。2024/11/10

Ruco

2
10年前に読んでたら興奮しすぎて気が狂っていただろうなと思うなどした 雰囲気がほんと〜に良すぎる どの時代でも気が強くて強引な美少女は最高 モダンで美しくて麗しくて鼻をつんと突くような青臭さがあって 最高だった 河出文庫から出てるのも良い 何もかも良い2023/09/04

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