内容説明
スーパーの魚はなぜマズい!?
深刻な大不漁、超高値、外国産のシェア拡大――。取材歴30年以上の「さかな記者」が明かす、日本の漁業・水産業が衰退している訳。
日本の食卓を壊したのは誰だ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
54
図書館の新刊コーナーにひっそり佇んでいた本をチョイス☺️著者は、時事通信社の水産部に配属後、東京・築地市場で市況情報などを配信、水産庁や東京都の市場当局などを担当、水産部長の川本大吾氏。日本の漁業・水産業が深刻な状況に置かれている中、日本の「うまい魚」にスポットをあて、世界に誇る日本の魚食を将来につなけたい思いでまとめた一冊。ノルウェー産サーモンの台頭はすでに周知の事実だが、サバも外国産特にノルウェーに持っていかれているとのこと。全日本さば連合会の会長が嘆いているが、全日本さば連合会ってあるんですね😅2025/10/30
よっち
37
深刻な大不漁、超高値、外国産のシェア拡大。日本の漁業・水産業が衰退している理由を取材歴30年以上のさかな記者が明かす一冊。冷凍技術が発達し、遠方からも安定して鮮度の良い魚が確保できるようになったことで輸入魚が幅を利かせる現状。不漁な上に安いイメージが定着して売りにくいイワシ、消費される多くは外国産のサバ、サンマが近年不漁となったいる様々な理由、大間まぐろのブランドを巡る問題、ノルウェー産サーモンの襲来といった様々な問題が挙げられていましたけど、変化してきた食生活もあって立て直すのは簡単な話ではないですね。2024/02/08
金吾
25
漁獲量が落ち込んできているのは、口に入る魚の種類や大きさ、値段から類推できてましたが、読んでみて改めて慄然としました。日本だけでできる話ではないですが、魚資源を復活させていかなければますます魚に関する悪循環が続くのではないかと危惧します。2025/10/21
いとう・しんご
10
読友さんきっかけ。お魚の漁獲量・資源量の問題、輸入魚と流通の問題、漁船上の過酷な労働環境の問題など、興味深いトピックが次々に出てきて楽しめました。ただし、一番大事な最終章の大半を役人の談話が占めていて、竜頭蛇尾の印象もありました。2025/11/07
anken99
6
タイトルに惹かれて購入。近年、あれだけ毎秋に毎日のように食べていたサンマが、ほとんど口にすることもなくなっていたのだが、本書にはそういった日本漁業、そして魚産業の最新事情が大変分かりやすく書かれている。どれも大変面白いトピックばかりなのだが、ノルウェー産サーモンの日本での大成功のストーリーは、これまでまったく知らなかった。たしかに、かつて「サケ」は寿司ネタになかったし、それが今や人気ネタの代表格に。サーモンを安売りすることなく、日本というマーケットに目をつけたノルウェー人の慧眼はすごい。2025/06/09




