内容説明
14歳で凶悪事件を自白し保護施設で育ったウーロフ。23年後に釈放され帰郷した時、再び事件は起きた。ウーロフの父が死体で発見されたのだ。犯人と疑われ、世間の誹りを受けるウーロフ。捜査に当たる、ウーロフと同郷の警察官補エイラ。彼女の前に、次第に過去に起きた別の事件が浮かび上がってくる――。スウェーデン推理小説アカデミー最優秀ミステリ賞、スカンジナヴィア推理作家協会「ガラスの鍵」賞W受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
23
楽しんで読み進める。しかし、ところどころで、どこかで読んだようなネタが出現する。コメントに「面白いけれど、ネタは二番煎じばかり」と書くことになるかと思いながら読み進める。そして、5分の4も読んだあたりで、ひょっとしたらと読メを確認。単行本で読んでいたのでありました。それも一年前のこと(笑)。そうでしたかとため息をついて最後まで読んで、それでもほとんど何も思い出せない。軟化頭はここに至ったかと、自分の記憶に大笑い。それでも、それなりに面白い北欧ミステリーでした。笑ってしまいます。2024/03/31
てっちゃん
3
面白かった。エイラの地道な捜査で20年前の事件の真相が解明される。予想を裏切る展開が秀逸だった。2024/02/24
チェス
2
読むのに時間がかかったけど面白かったです2024/04/09
けい
1
いくつものドラマがミルフィーユ状態!あらすじが面白かったのはもちろん、地名が出るたび地図と首っ引きで読み通した。なるほど、なるほど。位置関係がわかると一層面白い。2024/02/21