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内容説明
企業価値を示す新たな指標であり、上場企業の開示義務が適用され話題沸騰の「人的資本経営」。ただ、言葉の意味を知っていても、「なぜ、やるのか?」「何から始めるのか?」まで語れる人は、そう多くはないのではないだろうか。「知っておくべき」と頭では理解している。でも分厚い専門書を開くのはちょっと気が引ける……。そんな人に向け、「これ1冊」で人的資本経営の全体像がわかる入門書をお届け。手軽に学べ、それでいて内容は以下のように充実している。 第1章 人的資本経営とは何か 第2章 世界で進む「人的資本開示」の動き 第3章 人的資本経営の落とし穴――表面的な理解では、逆効果にもなる 第4章 人的資本経営の実践――結局、何をすればいい? 第5章 人的資本経営の現状――海外企業と日本企業 人的資本経営のエッセンスを、日本における「人的資本経営の第一人者」が実務目線から徹底解説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち
11
☆☆☆ 人的資本経営について知りたく読んでみた。最近学んだ人材マネジメントでは、かつての労務管理において、人を代替可能なコストとして捉えていたところを、投資する対象の資源と見なすようになったという変更点が、自分には大変興味深かった。しかし、人的資本経営はもう一歩踏み込む。資源は消費すればなくなるが、資本は投資することによりそれ自身の価値を高めていく。この点が人的資本経営の特徴と言える。職場の立場的にもコストと見られる節はあるが、人材の生み出す価値により、成長を遂げようとする企業経営に大きな可能性を感じた。2024/09/22
貧家ピー
7
感想 : 人的資本経営とは何か、海外と日本の現状、結局何をすれば良いのか等、を新書で解説している、まず読むと良い入門書だった。2024/04/17
もち
4
audibleにて読了。企業の無形資産である人的資本を開示することは、リスキリングやスキルアップを推奨する岸田内閣においても重要な位置づけである。しかしながら、その基準を自社で設け、開示する、高いハードルである。貸借対照表にない無形資産というのは、定量化が難しい。独自のKPIを作り、それをどう高めていくか参考になった。本書で触れた人件費にROIの基準を設ける。自分の給与の2倍を稼ぎ出さなければROIはマイナス。厳しいながらもそれを意識しなければいけないのだろう。2024/05/24
羊男
4
★★★☆Audible2024/05/17
難波猛
2
#読書 ◆人材への投資が持続的な企業の成長とリターンに繋がる ◆HRテックの発達(ビッグデータ活用)と連動 ◆資源=消費してなくなるもの(コスト) ◆資本=投資して増やすもの(資産) ◆企業価値に占める無形資産の比率増加 ◆優れたアイデアを生むプロフェッショナルの価値向上 ◆株主→ステークホルダー資本主義(三方良し) ◆CHROと人事部長は違う、CHROは人事部自体をリストラする経営判断もある ◆マネージャーの仕事=ピープルマネジメント ◆三遊間のボールを拾うこともJDに記載する2025/10/09
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