日本経済新聞出版<br> 静かな働き方 「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader

日本経済新聞出版
静かな働き方 「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す

  • ISBN:9784296118847

ファイル: /

内容説明


本当の成功って、なんだろう?
人生を取り戻した人たちのストーリーが教えてくれる、大切なこと。
NYタイムズベストセラー!

過労に悩む人や人間らしさを見失っているリーダーへの警鐘となる一冊!
――アダム・グラント、ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授

最高!仕事だけが生きる上ですべての中心であるべき、という考えへの挑戦状!!
――オリバー・バークマン『限りある時間の使い方』著者

ジャーナリストで有名デザインコンサル会社IDEOのデザインリードを務めた著者が、自身の退職を機に、働き中毒となった米国ホワイトカラーの実態とその背景にある仕事の「神話」に疑いの目を向け、「適度な仕事」を問い直す全米話題作。

ミシュランの星付きシェフ、投資会社ブラックロック、グーグル、キックスターターなど有名企業・組織をやめた人々への取材から、21世紀のいま、仕事に仕事以上の「意味」を求めすぎることで、人間性が奪われているさまが明らかにされていく。昨今の仕事における「パーパス」重視の思想が、ときに過重労働をひきおこしがちになることに強い警鐘を鳴らす。働き方を見直したいすべてのビジネスパーソンにすすめられる。

目次

プロローグ――いつから、仕事は働くこと以上になったんだろう
第1章 さらば、仕事中心の生活――仕事で何かを成し遂げる必要はあるのか?
第2章 さらば、ワーキズム教――仕事は宗教のように崇めるべき存在か? 
第3章 さらば、やりがいの搾取――理想の仕事って、本当にあるのだろうか? 
第4章 さらば、燃え尽き症候群――人間の価値は仕事で決まる?!
第5章 さらば、愛社精神――会社は、ひとつの家族になれるのか?
第6章 さらば、時間あたりの生産性――長く働けば成果に近づけるのか?
第7章 さらば、おいしい残業特典――どうして遅く帰るほうが得をするの?
第8章 さらば、出世競争――肩書きは本当に成功の証だろうか?
第9章 ようこそ、あんまり働かない世界へ――ワークライフバランスが取れないのは自分のせい?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まき

11
仕事漬けのビジネスマンたちを取材したドキュメンタリー番組みたいな内容。 今自分は休職中であり、働いていない自分に対し自己嫌悪のようなものを抱いていた。 そんなときこそ、“仕事をしていない自分を愛するためにできることは何だろうか?”という著者の問いかけについて向き合うべきだと感じた。 人は経済的価値を生み出すためだけに存在しているわけではないのだから。2025/01/21

はるき

9
仕事と私生活の悩ましい関係について、様々な視点から考察する示唆に富む良書。仕事が楽しいのは有り難い話ですが、仕事中毒は病の一種。とりあえず、有給をもっと消化しようと思います。 2025/08/17

Azu

9
『社畜』という強烈なワードに当てはまらなくても、少なからず、現代社会において自分の価値が仕事によって左右される感覚は、社会人なら誰しもが持っている気がします。本当は、人生の価値は仕事では決まらないし、仕事なんて所詮「糧を得るため」にやっていることですよね。自分の人生において何が大切か、足るを知り、それに必要な分だけ働いて、他の時間は人生を豊かにするために使う・・・そんな、当たり前なのに見失いがちなことを、改めて見つめ直すきっかけになりました。ほどほどに働きたい。2024/09/08

イエローバード

9
話題の本で家族が借りたので読んでみた。その仕事、何のためにしてるの? ガリガリ働くより本当にしたいことしようよ!と訴える本。たしかにそうなのだけど、実例の登場人物が外国人ばかりなので今一つ感情移入できない。そういえば自己啓発本はいつもそうだったなと思いだした。でも自分が社畜だと感じている人は読んだほうがいいかもです。2024/03/10

ひよこ

8
タイトルの「静かな働き方」からは想像つかないような内容だった。仕事は経済的な契約、仕事を人生の主役にしない生き方がどのようなものかを想像する力だ、と書いていて、ガッツリ働けないでモヤモヤしている今の状況でもよいんだなと思えた。2024/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21632689
  • ご注意事項

最近チェックした商品