ビジュアルでわかる日本 データに隠された真実

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ビジュアルでわかる日本 データに隠された真実

  • 著者名:にゃんこそば【著】/宮路秀作【監修】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • SBクリエイティブ(2023/12発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 425pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815615208

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内容説明

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●ビジュアル化すると地理はもっと楽しくなる

子どものころや学生のころ、社会科や地歴公民の資料集が好きだった人は多いのではないでしょうか。あるいは、都道府県ランキングや「○○県のひみつ」のような、地理に関する雑学ネタならいくらでもお代わりできるとか、なんとなく地図を眺めるだけでうれしくなる――といったライトな地理ファンもたくさんいることでしょう。

筆者は、地理や自然に関するデータをわかりやすく「可視化」することをテーマに活動し、X(旧Twitter)や講演会を通じて、さまざまな作品を世に送り出しています。データ可視化とは、複雑なデータをひと目でわかるように表現することを指していて、一般的に地図やグラフ、チャート、アニメーションなどの表現手法が使われます。

数値や文字の羅列であるデータをビジュアル化することによって物事の全体像を理解できるようになりますし、先入観にとらわれずに物事の本質を認識できるようになるため、ビジネスにおける意思決定の場や、研究における分析や考察の場でよく使われてきました。また近年では、新聞などの報道でも、データをわかりやすく視覚化した記事が増えてきました。

書店の地理コーナーに行くと、作者が主役の本(エッセイや紀行文)や地図が主役の本(ビジュアル解説書)、地域が主役の本(ご当地あるあるネタ)が目に飛び込んできます。しかし「データが主役」×「ビジュアルが多くて読みやすい本」はあまり多くなかったことが、本書を執筆した動機です。あまり専門的にならず、かといって雑学に偏ることなく、ライトな地理ファンから地理学を学ぶ学生、さらには行政や企業の方まで幅広い読者を想定して書きましたので、気軽に手に取っていただければと思います。

※カバー画像が異なる場合があります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kano Ts

11
これだけのデータをビジュアルにまとめきるのは脱帽。あと膨大なデータの中から「取捨選択」「どう切り取るか」という視点がビジュアル化にとっては重要だと感じた。生データをそのままビジュアル化しても、おそらくよく分からないモノになるだろう。中にある情報はどれも面白かったが、ビジュアル化して興味を引かれたものもあれば、興味がひかれないものもあった。膨大なデータの取得が簡単になっている現代だからこそ、ビジュアル化することの価値を感じた一冊。2024/08/25

西澤 隆

7
Xでのツイートはいつも楽しんで見ているのでそういったものの再録かと思っていたのだが、読み始めてみれば冒頭の「いろんなお店が路線のどこの駅にあるか」こそそういったテイストなものの、その後はもっとガチなビッグデータ等による地域分析。ある漢字のついた地名をプロットしていくとおおむね海岸線になるなど驚くべきものもあれば「全ての道は○○に通ず」的なもののあとに「データは見せ方でいくらでも嘘をつけるから誠実である必要がある」と一目瞭然の怖さへの警句も繰り返し語られる。データの見せ方の副読本として学生にも見てほしいな。2023/12/11

gotomegu

6
Twitterで見かけて。地図を見るのは楽しい。日本地図をいろんなデータで可視化している。コロナ前と後との比較など、時間の経過があるものも。若い人がどこに住んでいるのか、どこへ移動しているのか。自然環境がどう変化しているのか。緑地と涼しさの関係なども、データに基づいているだけあって、説得力がある。ところどころ周りと違う色の場所は、特殊な会社があったり、政策があったり、その理由を考えるのもおもしろい。交通の「流域」の解説なども。誰が読んでも参考になる資料。おすすめ。2023/12/19

坂津

3
Twitterで頻繁に見かける にゃんこそば さんの書籍。国勢調査や国土数値情報などの公的なデータ、チェーン店の立地や携帯電話の位置情報といった民間のデータを元に、様々なテーマごとに日本各地の特色を可視化している。本書の特性上、首都圏などの大都市圏の地図化に紙幅が割かれる傾向のため、部分的な物足りなさは否めない。ただ、扱われているデータの大半はネット上で公開されており、QGISなどの地理情報システムを使用すれば誰でも地図化できるので、掘り下げが甘いと感じた部分は自分でやってみても面白いかもしれない。2024/01/21

tako

3
アーカイブとして紙で取っておきたいタイプの本2024/01/12

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