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内容説明
”憎悪に燃える瞳が語る…お前は私のものだと…”
悪徳と敗退の街ゴッサムシティから、闇の騎士バットマンが消えて10年。55歳のブルース・ウェインは、己の魂の呼びかけに突き動かされるようにして、ついに復活を決意する。だが、東西冷戦期の混迷の中、バットマンの復活は、様々な波紋を投げかける。はたして彼は人々を危険にさらす脅威なのか。それとも救世主なのか。
老いてなお、孤高の戦いを続けるバットマンの姿を通して、正義、信念、男の生きざまをハードボイルドに描いた名作グラフィック・ノベル。モダン・ホラーの巨匠スティーブン・キングから「かつて出版されたコミックスの中で、最も良質な傑作」と絶賛された、まさにアメリカン・コミックス界の至宝。
●収録作品●
『BATMAN: THE DARK KNIGHT RETURNS』#1-4
『BATMAN: THE DARK KNIGHT STRIKES AGAIN』#1-3
(c) & TM DC.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねりわさび
86
DK2は従来品通りの翻訳ですが、過去に販売されていたDK1のみ新訳としてセリフを現代語訳へ変えてあり新鮮度が高い。スクリプト原案やスケッチラフなどを収録し、ほぼ全カラーページで印刷されており見応えもある。バットマンシリーズのなかでも稀代の傑作で楽しめました。面白かったですね。2023/12/06
GM職員
21
自警活動を引退していたバットマンの復活を描いた1986年発表の『ダークナイト・リターンズ(以下DKR)』、その続編となる2001年発表『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』を集録。非道な犯罪集団に業を煮やし活動再開したら、ジョーカーが嬉々として復活し、バットマンに感化された過剰な自警団がのさばる。地獄かゴッサムシティ…。そしてソ連と核戦争がやはりこの年代の世紀末観を感じる。ヒーローとは象徴なのか。人々に希望や善意を奮い起たせる勇気をもたらす。壊滅状態のゴッサムシティで助け合う手を伸ばす人々に希望を見た。2023/06/29
ピク
5
アメコミダーク路線の潮流を作り今日びのDC映画の原型と言われている80年代の名作「ダークナイトリターンズ」と、9.11を横目に描かれた続編『ストライクスアゲイン』のW収録。DC映画の最近の路線、『ダークナイト』までは新鮮だったけど以降は完全に飽きて先日のBvSでうんざりしてもう懲りたのですが(スーサイドスクワッドは楽しみですよ)、こういう空気に憧れた人たちが作ってるんだなっていうのは伝わりました>あくまで『リターンズ』の感想。ただ、『ストライクスアゲイン』は本当に意味がわからなかった。2016/04/29
daiyuuki
5
アメコミ界のハードボイルド派フランク・ミラーが、バットマン最後の闘いを描いた「ダークナイト・リターン」「ダークナイト・ストライクス・アゲイン」を収録した1冊。老いさらばえた狭心症に苦しむ身体にむち打って、犯罪者を憎む闘志を支えにボロボロになっても闘うバットマンの姿に不屈の魂を感じて、心揺さぶられ熱くなりました。2012/05/04
∃.狂茶党
4
アメコミの歴史を変えた伝説的作品の一つ コマ割りがリズムをつかみにくいものの、狂えるヒーローの怨念、相剋は伝わる。 いまいち賛否分かれるらしい、ストライクアゲイン、むしろこっちが、日本の読者に伝わりやすいんじゃないかな。確かに、たくさんのヒーローたちの来歴は知らないけどね。 タイツを信じよう。 2018/03/30
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