内容説明
鉄道模型を入手したけれど、そのままではどうしてもリアルさに欠けてしまう……そう考えている愛好家は多いだろう。実際の車両はサビや汚れなどでボディに独特の風合いが出ているし、模型では細部が簡略化されていることが少なくなく、製品のままではどうしても満足できないものだ。そんなときはディテールアップやウェザリングなどによってリアルさを高めることができる。晩年に活躍した番台を中心にモデラー視点で観察し、サイドビューや屋根上、妻面、そして車両内部といった実車のディテールを紹介、細密化や汚し塗装のヒントを載せていく。